令和2年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-2-4

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ページID1010983  更新日 2023年1月13日

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令和2年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりを加速するための重点的な取組】(2)8つの政策

政策の第4の柱は、「誰もが活躍できる社会の実現」であります。

はじめに、外国人県民が活躍できる社会の実現についてであります。

多文化共生の推進につきましては、言葉の壁のない静岡県の実現に向け、静岡県における地域日本語教育の推進方針に基づき、外国人県民の誰もが、生活に必要な日本語を身に付ける機会を提供する体制を構築してまいります。

また、外国人との円滑なコミュニケーションのために、外国人にも分かりやすく配慮された日本語、いわゆる「やさしい日本語」の活用・普及を進めてまいります。

外国人県民が活躍できる環境整備につきましては、医療機関がいつでも利用できる電話医療通訳サービスの提供や、医療制度等を分かりやすく案内した多言語リーフレットの作成など、外国人県民が安心して医療機関を受診できる体制を整備してまいります。

また、日本語が堪能な海外高度人材の受入を促進するため、モンゴル、インドネシアに加え、新たにベトナムにおいて現地面接会を開催するなど、様々な分野で、外国人県民の誰もが、安心して学び、働き、暮らしていくための環境づくりを進めてまいります。

次に、産業人材の確保・育成についてであります。

AIやICTの導入に向けた人材の確保・育成につきましては、首都圏等のICTベンチャーと県内企業との提携を促す商談会「TECH BEAT Shizuoka(テック.ビート.シズオカ)」を、農業分野、医療分野にも拡大するほか、県内大学と連携して企業の中核的人材を育成するための講座を開催するなど、トップレベルから次世代に至るまで、各階層に応じたICT人材の確保・育成を図ってまいります。

次に、生涯にわたり学び続ける環境づくりについてであります。

新しい県立中央図書館の整備につきましては、老朽化が進み、早急な建て替えが必要でありますことから、東静岡駅南口県有地への全館移転整備に向け、準備を進めてまいります。

また、東静岡駅の南北が一体となった整備が図られるよう、静岡市と連携した取組を進めてまいります。