静岡ガスPRESENTS グランシップ＆静響 ニューイヤーコンサート

　毎年人気の新年のはじまりを華やかに彩るコンサート「静岡ガスPRESENTS グランシップ＆静響 ニューイヤーコンサート」が、1月12日（金曜）にグランシップにて開催されました。
　令和6年能登半島地震へのお見舞いのメッセージから始まった本コンサートは、静岡県を拠点に活動する唯一のプロオーケストラ「富士山静岡交響楽団」の首席指揮者である高関健氏の指揮のもと、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」序曲で幕を開けました。
　ピアニストの髙木竜馬氏は、7つの国際コンクールで優勝した注目の方であり、このニューイヤーコンサートとしては初めてのピアノのソリストです。グリーグのピアノ協奏曲における力強く壮大な音色は圧巻で、演奏後は客席からの大きな拍手に包まれました。
　髙木氏は、「心を痛める出来事が多い中でも、やはり音楽には人の心を癒やしたり楽しませたりする力がある。少しでも皆さまの力になれば」といった話をされました。
　また、指揮の高関氏は、1月6日～8日に富士山静岡交響楽団のニューイヤーコンサートを新潟市や長野市など実施したことに触れ、「新潟では開催が心配されたが、現地では『開催してくれてありがとう』という声をたくさんいただいた」と話をされました。
　後半はワルツなどウィーンゆかりの楽曲の数々と、アンコールでは、ニューイヤーコンサート定番の「ラデツキー行進曲」に客席も手拍子で参加し、華やかに締めくくられました。
　本年も、静岡が誇る地域文化を世界に向けて発信するとともに、子どもから高齢の方までが、文化に親しめる地域づくりを目指してまいります。
 

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