東アジア文化都市2023静岡県記念シンポジウム 「文化の首都静岡県から武道を世界へ」を開催

　11月22日（水曜）に富士スピードウェイホテル(小山町)にて、『東アジア文化都市2023静岡県記念シンポジウム「文化の首都静岡県から武道を世界へ」』を開催しました。

　武士道研究の第一人者である歴史学者の笠谷 和比古氏の基調講演「武士道の精神について」を皮切りに、井上　康生氏(柔道)、日馬富士 公平氏(相撲)、植芝 充央氏(合気道)など、各武道を代表する方々が出演し、パネルディスカッションを行いました。

　笠谷氏は、「武士道七則（忠・義・勇・誠・証・礼・普（あまねく））」を掲げ、武道教育にあたって必要な精神を紹介すると共に、武士道は日本だけでなく、世界で通用する普遍的な理念であると力強くお話いただきました。

　第二部のパネルディスカッションでは、各パネリストの武道に対する取り組み方などについてお話いただきました。日馬富士氏からは、武道を通じた心の教育における、「礼・挨拶、おかげさま、恩返し」の大切さについてお話いただきました。

　今後、御登壇いただいた皆様の貴重な御意見を生かし、武道の精神を様々な分野に活用できるよう、検討してまいりたいと思います。

　静岡県では、県民の皆様が「する」、「みる」、「支える」ことを通して、スポーツを文化として親しむことができるよう、トップアスリートの活動支援や、ジュニアアスリートの育成支援に取り組み、「スポーツの聖地」静岡の実現を目指しています。
 

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