レジオネラ症について

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ページID1033650  更新日 2023年1月13日

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レジオネラ症とは

レジオネラ属菌によって起こる感染症で、乳幼児、高齢者、免疫機能が低下している人がかかりやすい傾向にあります。

レジオネラ属菌とは

自然界の土壌や淡水(川や湖)に広く生息しています。また、アメーバ類などの原生動物内で増殖します。

潜伏期間

レジオネラ肺炎:2~10日

ポンティアック熱:1~2日

主な症状

レジオネラ肺炎

全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、せきや38度以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難がみられるようになります。まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもあります。

また、意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢神経系の症状や下痢がみられるのもレジオネラ肺炎の特徴とされています。軽症例もあるものの、適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、命にかかわることもあります。

ポンティアック熱

ポンティアック熱は、突然の発熱、悪寒、筋肉痛などの症状がみられますが、一過性のもので、自然に治癒します。

感染経路

レジオネラ症は、主にレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入などによって感染して発症します。レジオネラ属菌は、ヒトからヒトへ感染することはありません。

エアロゾル感染

レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾルを吸入することによって感染します。代表的はエアロゾル感染源としては、冷却塔水、加湿器や循環式浴槽などが報告されています。

吸引・誤嚥

エアロゾル感染以外に、温泉浴槽内や河川でおぼれた際に汚染された水を吸引・誤嚥したことによる感染事例が報告されています。

土壌からの感染

レジオネラ属菌に汚染された腐葉土の粉塵を吸い込んだことが原因と推定される感染事例が報告されています。

家庭での予防方法

家庭風呂

  • 浴槽に入る前に身体の汚れを落としましょう。
  • 24時間風呂のお湯は適時取り換え、浴槽、ろ過装置、配管の清掃を行うなどメーカーの取扱説明書に従い、適切に管理しましょう。
  • ジェット噴射装置や泡風呂などは、細かい水滴を大量に発生させるため注意が必要です。

加湿器

  • 超音波振動、遠心力などを加えて水を霧状にするタイプのものは、水を毎日取り換え、衛生的な水を使用しましょう。
  • タンクの内側を洗浄して清潔にしておきましょう。

このページに関するお問い合わせ

中部健康福祉センター
〒426-0075 藤枝市瀬戸新屋362-1
電話番号:054-644-9267
ファクス番号:054-644-4471
kfchuubu-soumu@pref.shizuoka.lg.jp