しずおか文化財ナビ 諏訪原城跡
- よみ
- すわはらじょうあと
- 指定区分、指定種別
- 国指定/記念物 ・ 史跡
- 指定日
- 1975年11月25日
- 員数
- 所在地
- 静岡県島田市菊川字城山
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 無
- 公開情報
- 随時公開
所有者情報
- 島田市ほか
文化財の説明
諏訪原城は永禄12年(1569)武田信玄が金谷の台地に砦を築いたのが最初とされていますが、現存している遺構は、天正元年(1573)信玄の子、武田勝頼が家来の馬場美濃守信房に命令して築かせた山城です。当時は、戦国時代であり、この諏訪原城は勝頼率いる武田軍と徳川家康率いる徳川軍との戦いの場となり、壮絶な戦いの末、天正三年(1575)徳川軍が勝利し、城の名を牧野城と改められました。その後は、徳川の城としてこの地域を平定していましたが、天正18年(1590)徳川家康が幕府を江戸で開くために移るとともに廃城となりました。
諏訪原城跡は、標高約200m、日本一の広い茶園として有名な牧之原台地の北端部に位置し、東は大井川、西は小夜の中山峠という東西の難所にはさまれています。また、城のすぐにしには江戸時代の東海道が通っています。
諏訪原城跡は、全体が扇形をしており、全面(西側)は三日月の形をした堀、後ろは大井川という自然の要害で守られた武田軍特有の築城法が見られる戦いのための山城です。。(出典:「静岡県文化財ガイドブック 中世以降の史跡編」)
地図情報
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