しずおか文化財ナビ 東海道菊川坂石畳

よみ

とうかいどうきくがわざかいしだたみ

指定区分、指定種別

県指定/記念物 ・ 史跡

指定日

2001年11月26日

員数

所在地

静岡県島田市菊川1007-13

一般公開有無

有

駐車場の有無

無

公開情報

随時

所有者情報

• 島田市ほか
• 静岡県島田市中央町1-1

指定内容

【指定資料】　金谷町史編纂事業に伴い平成12年度に金谷町教育委員会が調査したところ、金谷町農道として舗装されていた道路の下から近世東海道にともなう石敷きが検出された。石敷きは、道路底面に沿って、楕円形の河原石（直径約0.5メートル）を幅2.9メートル～4.9メートル、長さ161メートルにわたり密に敷き詰めている。現在の町道によりその一部が切断されたり、また、電話線埋設工事などによって一部破損した個所もあるが、全体として保存状態は良好である。
東海道に伴う石敷き道は、三島市や函南町でも検出されているが、江戸時代後期の原状を良好に残しているという点で、金谷町菊川坂の石畳は貴重である。また、本遺跡が諏訪原城跡から菊川宿を経て小夜中山に至る道筋に位置し、東海道の名所・旧跡と連続している点も重要である。

地図情報

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