しずおか文化財ナビ 猿舞
- よみ
- さるまい
- 指定区分、指定種別
- 県指定/民俗文化財 ・ 無形民俗文化財
- 指定日
- 1977年12月20日
- 員数
- 所在地
- 静岡県島田市東光寺557
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 無
- 公開情報
- 祭典開催時(4月)
所有者情報
- 猿舞保存会
- 〒427-0003 静岡県島田市東光寺614 東光寺
文化財の説明
【指定資料】 山頂より神輿を中心に笛六人、太鼓一人、舞子二人が天狗を先頭に行列をととのえて降り、祝詞の奏上のあと、高さ三尺、二間四方の舞台上にて、猿の面を付けた舞子が舞う。最初、二匹の猿が一緒に舞い、次で雄猿のみ両手に銀扇をもって打ち振りながら舞う。次に二匹の猿が幣をもって本舞いを舞う。
【紹介資料】 4月14日
東光寺の鎮守日吉神社から猿面をかぶった稚児が下り、境内にしつらえた舞台で始め扇の舞、次いで大きな幣束をもって舞う。
これは山の神が里に下り、農耕開始を告げる民俗を背景とするもので、天台宗の総本山延暦寺から移された童舞なのか、東光寺のオリジナルだったものか判然としない。ただ、寺院の稚児舞、童舞の伝統であるもどく芸の中の1つ、動物擬態としての猿舞を子供がずっと行ってきたのである。
(静岡県教育委員会1994『ふるさと静岡県文化財写真集4 民俗文化財・無形文化財編』より)
地図情報
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