突然地震が発生した時の避難

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ページID1030208  更新日 2023年1月11日

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突然地震が発生したとき、自宅が無事でも避難しなければならない人がいます。あなたの場合はどうか、確かめてください。

突然地震が発生したとき

突発地震が発生し、揺れが収まったあと、わが身も自宅も無事であったとしても、避難しなければならない人がいます。
津波浸水想定区域と土砂災害危険箇所に住んでいる人です。

イラスト:救出と消火活動


駿河トラフを震源域に含む大規模地震の場合、津波は駿河湾内で発生し、海岸にはおおむね5分以内、早いところではただちに第1波が到達します。津波浸水想定区域にお住まいであれば、強い揺れを感じた場合又は弱い揺れであっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じた場合は、津波警報や津波注意報の発表を待たずに、緊急避難場所(近くの津波避難ビル、津波避難タワーや高台など)に避難する必要があります。また津波は第2波、第3波と繰り返し押し寄せます。第1波が最大であるとは限りません。

土砂災害危険箇所は、本震で崩れなかったとしても、すでに地盤が緩んでおり、その後の規模の大きい余震で崩壊することが予想できますので、崩壊の危険のない場所へ避難する必要があります。
それ以外にも、密集市街地では延焼火災の心配があります。近所から火の手が上がっているかもしれません。火災の規模により各自主防災組織で集合場所→一次避難場所→広域避難場所へと段階的に避難する方法を決めていますから、それに従ってください。

突然地震が発生した場合の特別な事項

  1. まず、揺れがおさまるまで、安全なところでわが身の安全を確保する。
  2. 揺れがおさまったら、すばやく火の始末・消火をする。電気器具のスイッチや、分電盤のブレーカーも切る。
  3. 津波浸水想定区域内や土砂災害危険箇所は、津波や余震に備え、すばやく避難する。場合によっては、2項は省き緊急避難。
  4. 延焼火災が発生したり近所の危険施設に被害がみられた場合は、すばやく避難する。
  5. 上記の心配がないときは、可能な限り生き埋め者を救出したり、ケガ人の応急救護を手伝う。
  6. 上記の心配がないときは、家が使えるようだったら、安全を再確認し、そのまま自宅で余震に備えることができる。
  7. 避難する時は、災害用伝言ダイヤル「171」や各携帯電話会社が運用する災害伝言板を利用し、安否情報や避難先などのメッセージを入れる。
  8. 避難ルートの安全を確認しながら冷静に避難する。
  9. まだ避難所が開設されていない時は、市町が開設するのを待つ、あるいは開設を手伝う。(間違っても校門をよじ登ったり玄関のガラスを壊して中になだれ込むなどといったことは、絶対にしてはいけません。)
  10. 避難先では、避難者リストの作成や軽いケガ人の処置など、避難者同士で協力する。

このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2644
ファクス番号:054-221-3252
boujou@pref.shizuoka.lg.jp