社会福祉施設等における津波緊急避難設備・装置提案集

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ページID1030087  更新日 2023年1月11日

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はじめに

平成23年3月11日の東日本大震災では死者・行方不明者が1万8千人を超え、その多くが津波によるものでした。河北新報(平成23年12月13日)は、「東日本大震災の津波で岩手、宮城、福島3県の高齢者入所施設が少なくとも59カ所被災し、高齢者と職員計578人が死亡、行方不明。被災施設のほとんどが海沿いに立ち、避難が間に合わず、施設内で津波に襲われたケースが目立つ。」と報じています。
高齢者等避難が困難な方の施設については、本来は高台等安全な場所への移転が望まれますがそれには長い時間がかかります。そこで、安全な場所への避難が優先される一方でいつ起こるかわからない巨大地震に対して、現在の施設で1人でも多くの命を守るための対策が必要となります。特に、静岡県では東海地震や南海トラフの巨大地震が起きた場合、最短で5分以内に津波の第一波が襲来する可能性があるうえ、寝たきりや車椅子が必要な高齢者が多い施設では、安全な避難地までの誘導が困難なことも予想されます。
このため、静岡県では平成25年1~3月に寝たきりの方、車いす利用者が社会福祉施設等の居室のある階から屋上へ安全に避難するための方策について、提案を募集し、ここに提案内容を紹介する提案集を発行することで、対策の一助になると期待しております。
なお、この募集は、多様な対策手法を提示することが目的で、個々の提案により施設や津波の前提条件が異なるため、表彰対象の選定は行いません。また、法適合性や安全性等の保証を行うものではないことに御注意下さい。

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このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2644
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