山火事対策
静岡県は面積の7割近くが森林です。森林は、家や家具の材料となる木が育つ場所であり、二酸化炭素を吸収して温暖化を防いだり、土砂崩れや洪水を防止するなど、私たちの生活を守ってくれる大切な役割を果たしています。
県では、このかけがえのない森林を火事から守るために、予防・消防対策に取り組んでいます。
1山火事予防・消防対策
(1)広報活動
山火事は、一人ひとりが火の取扱に気をつけることによって、その大部分を防ぐことができます。静岡県は2月から3月が多発期であることから、この時期に「静岡県山火事予防運動」を実施して、予防意識の普及啓発に努めています。
「静岡県山火事予防運動」の内容
- 広報誌、ラジオ、電光掲示板、立看板等による広報
- 森林組合、市町等の関係機関に対する運動への協力依頼
- ポスターの配付・掲示
(2)消火資機材の配備
山火事は、地理的条件により消火活動が難しいため、焼損面積が大きくなる危険性があります。発生時の消火活動を支援するため、必要な資機材を下記のとおり配備しています。
- 市町、消防団に対する初期消火機材の配備(背負式消火器、水のう付手動ポンプ等)
2山火事の発生状況
(1)発生時期
晴天、乾燥が続く冬から春にかけて多く発生します。
(2)発生原因
放火、たばこ・たき火の不始末など人為的なものがほとんどです。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部森林・林業局森林整備課
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