早成樹「テーダマツ」の植栽研修を実施しました。

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ページID1034032  更新日 2023年1月11日

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県では、森林吸収源の確保、炭素貯蔵と排出削減に寄与する森林資源の循環利用の促進に取り組んでいます。

この取り組のひとつとして、森林の造成・育成の循環サイクルを早めるため、早生樹である「テーダマツ」の植栽体験を通じた研修を、2022年6月8日(水曜日)に島田市川根町身成で開催しました。

「テーダマツ」は、成長が早いことで知られ、昭和40年代半ばに各地で植栽されましたが、造林樹種としては定着しませんでした。

しかし、近年、その初期成長の早さから下刈などの育林コストの軽減や、ヒノキ並みの強度があるため、合板の材料として期待されています。

参加者は、森林・林業研究センターの研究員から、テーダマツの特性やスギ・ヒノキ苗との違いを学び、実際に植栽を行って、テーダマツへの理解を深めました。

当日は管内外の林業経営体や国・県・市町の林務関係職員等、約50人が参加し、テーダマツへの関心の高さが伺えました。

今後、この植栽地は、森林・林業研究センターと共同で生育状況調査を行うなど、試験林として活用し、早生樹の造林技術の検証・普及に取り組んでいきます。

写真:研修の様子

写真:苗

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