プロジェクト研究・戦略課題研究(アーカイブ)
静岡県では、平成12年度から22年度にかけてはプロジェクト研究、平成17年度から21年度にかけては戦略課題研究を行ってきました。
プロジェクト研究とは
健康、安全、環境など県民生活に関わる課題を解決したり、産業支援のための先端技術の開発をめざして、本県の環境・衛生、工業、農林水産業に関係する5研究所が、従来の枠を越えて横断的に取り組んだ研究です。(平成12年度~22年度まで実施)
一般の試験研究に比べて次のような特徴があります。
- 研究専念型のチームを編成し、プロジェクトリーダーの統括のもと、3年間で研究成果を生み出す。
- 従来の試験研究機関の枠を越えて、人材、予算、研究設備・備品を重点的に投入し、横断的・戦略的な研究を推進する。
- 外部の有識者による「研究評価委員会」を設置し、研究テーマの選定や進捗状況、成果等を客観的に評価しながら研究を推進する。
戦略課題研究とは
戦略課題研究とは、県政の戦略的政策課題に技術的な観点から迅速かつ的確に対応するため、県試験研究機関のほか、国、大学、民間企業の研究者やNPO法人など、幅広い分野の研究者等が参加して挑戦する研究です。
<1>研究テーマ
以下の4つのテーマについて平成17~21年度に取り組みました。
- 「快適空間『佐鳴湖』の創造」(平成17~20年度)
- 「自然と調和した『大井川流域』の景観形成」(平成18~20年度)
- 「特徴ある自然環境を活かした『伊豆地域』の地域振興(平成18~20年度)
- 「環境と調和した『富士山』の産業振興」(平成20~21年度)
<2>各研究テーマの概要
(1)「快適空間『佐鳴湖』の創造」
民間から研究統括マネジャー芥川知孝氏(元ヤマハ発動機株式会社)を迎え、産学官民の“知”を結集し、快適空間の実現に向けた研究に取り組みました。また、市民とともに普及、活動を展開しました。
(2)「自然と調和した『大井川流域』の景観形成」及び「特徴ある自然環境を活かした『伊豆地域』の地域振興」
大井川中流域及び伊豆地域(天城山系以南)において、景観の保全と活用に関する研究に取り組みました。
(3)「環境と調和した『富士山』の産業振興」
富士山地域の環境と調和した産業振興を図ることを目的に、富士山の地域資源の解明とその活用及び環境に与えるなどの研究に取り組みました。
- 高付加価値農林水産物の創出
- 人々の満足感を高める魅力ある観光産業づくり
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このページに関するお問い合わせ
経済産業部産業革新局産業イノベーション推進課
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