子供の性被害防止~ネットの危険性~

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ページID2001884  更新日 2024年4月30日

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イラスト:インターネット

スマートフォンやタブレットを使って、知りたいことを検索したり、ゲームや音楽のダウンロード、SNSでの動画やブログの投稿など、インターネットは日常生活に欠かせないものとなっています。

一方で、ネット上には、性や暴力、自殺、薬物、ギャンブルなど、子供たちに見せることが好ましくない情報(違法・有害情報)が氾濫しています。

また、SNSを利用して、子供が性犯罪被害に遭うケースや誘拐事件に発展するなど、様々な危険が潜んでいることも決して忘れてはいけません。

【令和5年中】子供の性被害にかかる事件(※)における被害児童の状況(静岡県)

令和5年中の子供の性被害にかかる事件の被害児童は60人で、このうち児童・生徒(小・中学生及び高校生)が約8割以上を占めています。
また、被害児童の6割が、SNSの利用をきっかけにして被害に遭っています。

グラフ:被害児童の学職割合、SNS利用による被害(R5)

※子供の性被害にかかる事件
 児童買春、児童ポルノ関連事犯、県青少年環境整備条例違反(淫行)、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)をいう。

SNSを悪用して、こんな犯罪が起きています!

実例その1)【児童ポルノ製造】

SNSで知り合った中学生に、自分の裸の画像を撮影させたうえ、画像データを送信させた。

実例その2)【児童ポルノ公然陳列】

周りの反響を得たかったので、男子高校生が下半身裸の画像を自分で撮影して、その画像をSNSに掲載した。

実例その3)【児童買春】

SNSで知り合った女子中学生に、現金を支払う約束をして性行為をした。

実例その4)【県条例違反(淫行)】

SNSで知り合った女子高校生とホテルで性行為をした。

イラスト:溜息をついた警察官

「子供の性被害根絶プログラム」推進中

イラスト:燃える警察官

静岡県警察では、子供の性被害根絶を目指し、取締りの強化、被害児童の早期発見・支援とともに、性被害の未然防止のための関係機関・団体等と連携した広報啓発を推進しています。


保護者の皆様へ

子供たちは、性にまつわることは恥ずかしいことだと分かっています。
このため、性被害に遭っても、我慢して誰にも相談できないことが多く、結果として繰り返し被害に遭ってしまうことがあります。
ぜひ、お子さんが嫌な思い、つらい思いをした時に、我慢せずに、話をすることができる親子関係を作りましょう。
また、スマートフォンやSNSの利用方法等について、日頃からルールや必要なことをお子さんと話しあっておくことも大切です。

子供たちが性被害に遭わないために…

このページに関するお問い合わせ

警察本部生活安全部人身安全少年課
〒420-8610 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
電話番号:054-271-0110(代表)