優秀賞(美しいしずおか景観推進協議会賞) かんなみ仏の里美術館
部門 公共施設部門
受賞者 函南町・株式会社栗生総合計画事務所
所在地 函南町
地区の概要
函南町桑原地区では1,000年以上にわたり、国指定重要文化財の阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう)など24体の仏像群が、里人の厚い信仰心により守り伝えられてきました。
かんなみ仏の里美術館は、これらの仏像群が函南町に寄附されたことを契機に、その保存継承と展示公開のため、平成24年4月に開館しました。
建物は、仏像群が地区の守護仏として人々の心の拠り所であった精神性を念頭に位置づけ、人々が集う建物といった意味をも持った「堂」としての佇まいを継承しています。また、特徴ある方形屋根は、美術館が新たな地域の文化的活動・観光の拠点となることを象徴したものです。
美術館からは、かつて仏像群を安置していた桑原薬師堂や周辺の自然豊かな景観が展望できるよう配慮されており、周囲の里山の景観にも調和しています。
旧薬師堂の佇まいを継承した建築物が、里山の自然景観とよく調和している点が評価されました。
案内図
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