優秀賞(美しいしずおか景観推進協議会賞) 東山旧岸邸
部門 民間施設部門
受賞者 御殿場市
所在地 御殿場市
地区の概要
東山旧岸邸は、第56・57代内閣総理大臣を務めた岸信介氏の私邸として昭和44年に建てられました。
岸氏は昭和45年から昭和62年まで、晩年の17年間を御殿場市で過ごされました。同私邸は、平成15年に御殿場市に寄贈され、平成21年から一般に公開されています。
建物は、近代数寄屋建築で有名な建築家吉田五十八(よしだいそや)氏が設計しました。伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住まいとしての機能の両立を目指したこの邸宅は、氏の建築美学の到達点の一つといえます。
庭園は、小川の流れる和風の庭で、ここで多くの要人や海外からの賓客をもてなしました。紅葉やアジサイなど四季折々の自然の移ろいを感じる庭園と美しい建物は、訪れる人に安らぎを与えています。
建築家吉田五十八氏による代表的名建築と緑豊かな庭の調和がとれており、建物や庭の管理も適切に行われている点が評価されました。
案内図
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