海岸保全対策
高潮、侵食、波浪、津波などの災害から県土を守るため、清水海岸、浜松篠原海岸、浜松五島海岸、竜洋海岸などで海岸事業を実施しています。防護・環境・利用のバランスのとれた海岸づくりを進め、次の世代により良い海岸を引き継ぐことを目指しています。
遠州灘(浜松篠原・浜松五島・竜洋海岸)における保全の取組
全域において侵食が進行している遠州灘沿岸では、漂砂のバランスを保つため、関係機関と連携した広域的な土砂管理システムを構築し、環境に優しい侵食対策に取り組んでいます。
養浜工事には、天竜川の掘削土砂や漁港等施設周辺の堆積土砂を養浜材として活用しています。
遠州灘沿岸侵食対策検討委員会
遠州灘沿岸侵食対策検討委員会では、愛知県境から天竜川からの沿岸漂砂が影響する牧之原市までの海岸を対象とし、侵食状況の分析や、遠州灘沿岸海岸保全基本計画における基本的な方針である養浜やサンドバイパスを主体とした沿岸全体の漂砂バランスを考慮した侵食対策工法の検討を行っています。
駿河湾(静岡・清水海岸)における保全の取組
安倍川における砂利採取などを要因として海岸侵食が進み、”羽衣の松”消失の危機に瀕したため、砂浜の保全と海岸にふさわしい景観を残すために様々な取り組みを行ってきました。さらに、平成25年6月には富士山が世界文化遺産に登録されましたが、その構成資産である三保松原における景観改善が課題となっています。構成資産としての価値の保護と安全・安心が両立する新しい姿を後世に残すための取り組みを推進しています。
清水海岸侵食対策検討委員会
清水海岸の現状と課題を明らかにし、今後の侵食対策について検討するため、学識経験者、地域住民、関係団体及び行政からなる侵食対策検討委員会を定期的に開催します。
「羽衣の松」前面の砂浜を海岸保全施設に指定
侵食対策に取り組んでいる清水海岸のうち、施設整備や養浜等により安定的な海浜が長期的に維持されている一部区間(三保地先)の砂浜を、堤防や離岸堤と同様に、背後地を防護する機能を担う“海岸保全施設”に指定します。本指定は、都道府県知事が指定するものとしては全国初となります。
(1)範 囲:「羽衣の松」前面 ※下図参照(赤枠内の範囲)
(2)指定日:令和6年2月23日(金曜日) “富士山の日”に指定
(3)指定のメリット:
- 海岸保全施設として将来にわたり維持することで、「羽衣の松」を始めとする背後地の越波被害を防止する。
- 海岸保全施設として適切に維持管理することで、砂浜が台風等により侵食された場合、災害復旧事業(国負担2/3)等の適用対象となる。
- 国の重点配分対象事業となることで、清水海岸で実施している侵食対策や景観改善の取組を加速することができる。
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このページに関するお問い合わせ
交通基盤部河川砂防局河川企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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