採用2年目職員の感想と抱負(令和6年5月コラム)
5名のフレッシュな職員からコメントをいただきました。
竹田さん
賀茂地域の皆様
下田土木事務所維持管理課の竹田です。
・業務内容について
土木事務所が管理する財産の種別には、道路、河川、海岸、急傾斜地、砂防、港湾、漁港、法定外公共用財産があり、私は道路担当として主に道路占用や特殊車両通行許可に関する事務を行っています。
・採用1年を経て
昨年は、道路についての知識もなく、賀茂地区に訪れたこともなかったため、とにかく必死で法令集や過年度の資料、管内図を見て知識を詰め込んでいました。
また、座学だけでなくパトロール等を通じ、現地に赴く等、実際に見て、聞いて見識を深めることができたと思います。素敵な上司や先輩方に恵まれ「土木の仕事の面白さ」を知ることが一年間でした。
・下田に住んでみて
配属されて、初めて下田の地を訪れました。伊豆の中でも、下田は海がきれいで有名な人気の観光地というイメージがありましたが、私がこちらに来て特に感動したのは星空です。
社会人になるまで星を見る習慣はなかったのですが、昨年同期に誘われて爪木崎に星を見に行った際、今まで見たことがない数の星が夜空に広がっているのを見て感動して以来天気がよい日は星を見るようになりました。
ほかにも、観光地ならではのおしゃれなカフェやアウトドア施設がたくさんあるので、同期や先輩と回るのが最近の楽しみです!
山岸さん
皆さまこんにちは。
下田土木事務所 都市計画課に配属されて2年目の山岸です。
〈仕事〉
都市計画課では屋外広告物/業の登録事務、開発行為許可の受付事務などを担当しています。屋外広告物制度では定期的なパトロールのほか、東京オリンピックの自転車競技開催を契機に始まった景観を阻害する看板への指導を継続して行っています。開発許可制度では業者や県民の方から開発行為に関する相談等を受けています。さて一年間過ごして感じた事は、下田土木事務所は横も縦も職場の風通しが大変よい事です。職場の先輩方はどんな内容でも答えてくれますし、またフロアが壁で区切られていないため問い合せがあって分からない部分を隣の課へ聞きに行く、業務でなくとも困り事があれば上司に相談しにいくという「聞きに行きやすい」空気が。逆に所長や次長から質問を受ける事も...?
〈下田でのくらし〉
職場と職員住宅から通いやすい位置にスーパーやコンビニ、ドラッグストア等が集まっているため、大きな不便は感じません。また地元の美味しい店や飲み屋も駅から徒歩圏にあるため、宴会のネタにも困りません。最近の楽しみは昨年末に買った自動車で練習がてら管内のドライブをしたり、三島や沼津まで買い物に出かける事です。
〈これからについて〉
残り2年を切った任期の中で、屋外広告物制度をより広く知ってもらう仕組みを作りたいと考えています。伊豆半島の美しい景観や道路の安全を守るための制度ではありますが、「看板出すのにルールがあるの?」とほとんど知られていないのが現状です。看板を出す前にこうした制度がある事を知って頂く事で、デザインや日々の安全管理を意識して頂くきっかけとしたいです。
山本さん
皆さま、こんにちは。
下田土木事務所港湾課の山本です。
・業務内容について
港湾課は下田港、手石港、松崎港、宇久須港、稲取漁港、妻良漁港の4港湾、2漁港の工事を担当しています。
・採用1年を経て
新社会人として下田土木事務所に配属され、右も左もわからない状態から一年を過ごしました。少しずつ仕事内容や、社会人としてのマナーを学び、たくさんの人に迷惑をかけながら精進してきました。新たに後輩もでき、頼られる機会が来るかもしれません。県職員として責任感を持ち、頼りがいのある社会人を目標に日々精進していきますので、これからもよろしくお願いします。
・下田に住んでみて
とにかく自然が豊かで、海、山に囲まれた生活をしています。私は、以前から興味のあった釣りを始めました。他の地域より、ライバルが少なく、広々釣りをすることができるので初心者向けだと思います。まだ、数も種類もつれていないので、下田にいる間に満喫します。
近藤さん
下田土木事務所総務課の近藤です。
令和5年4月に採用され、今年で2年目になります。
普段は、契約関係、建設業の許可関係の業務をしています。
「採用1年を経て」ということで、私が去年1年間で記憶に残っているあれこれを挙げてみたいと思います。
まず、道路パトで西伊豆の海岸沿いを始めて通ったときのことです。私は、静岡県出身であるものの、伊豆半島にはほとんど来たことがなかったため、堂ヶ島周辺の景色にはとても驚きました。個人的に、あまり景色に感動したりする人間ではないのですが、そんな私でも西伊豆の景色はとてもお気に入りです。下田に住んでいなかったら、この景色を見る機会も少なかっただろうと考えると、賀茂地域配属になって良かったような気もしました。堂ヶ島の花火も見に行きましたが、混みすぎず長すぎずで、いい感じに楽しめたので、ぜひおすすめです。
次に、たくさんの動物に遭遇したことです。天城峠や、414号を走っているときに、鹿やたぬきに遭遇したり、夜寝てたら鹿の鳴き声で驚いたりするのはもちろんのこと、自分の家の駐車場に猪がいたときには、とてもびっくりしました。夜ジョギングしていた際に、道の脇の猪と目が合ったこともあったのですが、野生の猪に生身で遭遇したのは初めての経験で、恐怖を覚えました。私の実家も田舎な方だったのですが、ここまで動物の存在を身近に感じたことはなかったので、野生動物にとても近い距離で触れ合える下田は素敵なところだなぁと思います。
最後に、下田での生活全般です。私は、希望して賀茂地域に配属されてきた珍しい種類の人間なのですが、そのことをさっぴいても下田での生活は楽しく感じます。そもそも、賀茂地域を希望した理由は、こんな機会でもないと下田で暮らすことはないだろうという一点のみで、具体的になにか目的があるわけではありませんでした。そのため、賀茂地域の地理であったり、特色であったりをほとんど知らずに赴任してきたのですが、想像していた以上に楽しんでいます。下田で暮らす前は、遠くて不便そうな場所というイメージがあり、実際その通りではあったのですが、逆にそれが他の場所にはない長所となっているように感じます。遠いことによって、他の場所には無いゆっくりした時間が流れている気がするし、不便であることも、それ自体がなんだか面白く感じられるようになりました。もちろん人によって向き不向きはありますが、下田は、その程度は別として、自分の想像以上に楽しめる場所なのだと思います。
岩堀さん
皆さま、こんにちは。
下田土木事務所工事第2課の岩堀です。
・業務内容について
工事第2課は賀茂地域内の河津町と東伊豆町を担当しています。
私は主に国道135号や国道414号の道路維持工事を担当しているほか、豪雨等災害対策として堆積土砂の撤去や砂防堰堤の改築を行っています。
また、下田土木事務所のX(旧Twitter)に東伊豆町及び河津町の交通規制情報等を掲載しています。昨年後半からは交通規制予告の発信もしていますので東伊豆町や河津町を訪れる予定のある方はぜひご確認ください。
・採用1年を経て
新社会人として下田土木事務所に配属され、不安を抱えながらも一年を過ごしてきましたが、少しずつ業務の内容や流れを覚え、仕事に慣れてきたように感じます。これは私が事務所で良き先輩・上司に恵まれ、疑問を呈しても快く助言や方法を示していただいたからにほかなりません。いまでは最初の配属先が下田でよかったと心から思います。まだ至らぬ点も多いと思いますが、この先も素直な姿勢で仕事に取組み、県職員として活躍することを目標に日々精進していきますので、これからもよろしくお願いします。
・下田に住んでみて
とにかく自然が豊かです。普通に生活しているだけで鹿、猿、猪と遭遇する確率がとても高く、疑似サファリパークを楽しめます。景色がよい場所が多数あることも魅力的です。特に海沿いを走る国道135号、136号にはいたるところに絶景スポットがあることに気づき、ドライブを楽しめます。また、晴れた日の夜に空を見上げると、非常にきれいな星空をどこからでも見ることができます。
日常生活についてですが、意外とコンビニ等が多く、町がコンパクトにまとまっているため生活に困ることは少ないと感じます。業務終了後には人を集めてサッカーやバドミントン、テニスなどをすることもあり、非常に活動的です。休日は月1のゴルフや同僚とのご飯や飲み会などに参加しています。下田に住む前のイメージとは異なり雰囲気がよく人とのつながりが多いため楽しく過ごせています。
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