6月のコメント（令和5年度）

ミズベリング伊豆

　今年4月の辞令により下田土木事務所に赴任しました菅沼と申します。よろしくお願いいたします。
　下田土木事務所では、河川法の占用基準緩和（（1）占用主体が公共性、公益性を有する（2）占用施設が河川利用の増進につながるもの（3）治水上及び利水上の支障がないこと（4）土地利用の状況・景観・環境と調和したものであること）を契機として、地域の「やりたい」を実現するためのプラットフォームとして「ミズベリング伊豆」を立ち上げ活動支援を行っています。
　「ミズベリング伊豆」では、下田土木事務所管内の市町ごと、その必要により会議を立ち上げています。平成30年度には「ミズベリング伊豆　河津会議」を立ち上げ七滝観光協会と共に河津七滝の一つの「かに滝」のナイトウォークの実現や「森まち海会議」で河津漁協・河津町・森林関係者と共に海岸清掃を行い、磯焼けの海のための森林保全活動を行いました。その後「下田会議」で海底醸造酒や大川端マルシェ（プレイスメイキング）、「南伊豆会議」と「松崎会議」を立ち上げています。
　文明は川沿いから始まり、川と共に生活基盤ができてきたところから、いつの間にか都市化に伴って排水のための水路となり人が近づかなくなってしまったように感じています。再度、川に視線を戻し親しまれる河川に戻していくことを目指しています。その実現のためには住民方々の理解が不可欠です。皆様のご協力をお願いするとともに「やりたい」いい企画があったら教えてください。
　よろしくお願いいたします。
 

河津七滝のナイトウォークで涼風景