農村の要望12 有機栽培の白糸こしひかりの産地化、駿河半紙の復活『いいな故里は、守ろう原睦み会』“富士宮市白糸地区”
1.場所・地域について
白糸の滝で有名な富士宮市白糸地区で、農地約35haを対象に、平成9年度から農地・水・環境保全向上対策により、農地や農業用施設の維持管理の他、周辺の清掃、景観形成作物の植栽などを行っています。
活動を次世代に引き継ぐため、構成メンバーを農業者だけでなく、小学生から老人会までの連携として、将来に備えています。
地区の水田は、県営ほ場整備事業を実施した優良農地であり、清らかな富士の湧水と有機栽培による「白糸こしひかり」のブランド化を目指しています。
景観形成活動としては、耕作放棄地へのひまわりの植栽、アジサイの小道づくりのほか、古くからの製紙原料である三椏(みつまた)を農道や農地沿いに植栽しています。
三椏は当地区が栽培発祥の地であり、地元の小学校と連携し、駿河半紙の復元を目指しています。
2.企業の皆さんと
- 農業生産活動
田植えや稲刈りなどの農業生産活動への支援や耕作放棄地を解消するための活動に協力をお願いします。 - 環境保全活動
環境保全として実施しているアジサイの小道づくり、三椏(みつまた)の植栽や紙漉きの技術支援など、駿河和紙の復活のために、企業の皆さんとの協働活動を要望します。 - ビジネス提携
米の有機栽培を行うために、朝霧牛の牛糞の堆肥化について、技術支援をお願いします。
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