田代ダム取水抑制案

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ページID1068404  更新日 2025年3月28日

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先進坑がつながるまでの工事期間中、県外流出量と同量を大井川に還元する方策として、JR東海が示した2案のうちの1案が、「田代ダム取水抑制案」です。

田代ダム取水抑制案は、山梨県側から掘削する先進坑が県境を越えて静岡県側の先進坑とつながるまでの期間(10ヶ月と想定)に、静岡県から山梨県へ流出するトンネル湧水量(県外流出量)を計測しつつ、同時期に、東京電力リニューアブルパワー株式会社が管理する田代ダムにおいて、県外流出量と同量を大井川から取水抑制し、大井川に還元する方策です。

イラスト:工事の一定期間、発電のための取水を抑制し、大井川に還元する方策
<田代ダム取水抑制案(B案)>出典:第12回県地質構造・水資源部会専門部会 資料1

令和5年12月、JR東海は、東京電力リニューアブルパワー株式会社と、田代ダム取水抑制案の実施にあたっての基本合意書を締結したことを発表しました。

現在、リスク管理として県外流出量と同量を取水抑制できない状態が継続する場合の対応、突発湧水など不測の事態への対応、取水抑制するための水量が不足する不確実性への対応について、地質構造・水資源部会専門部会において技術的に確認しています。

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