令和5年度モンゴル国・ドルノゴビ県高校生交流(受入)
今回は30人の高校生と5人の引率者が来静しました。また8月にモンゴルを訪問した静岡の高校生が、モンゴルの高校生を案内する場面を設定しました。8日間にわたる交流の様子を紹介します。
来日 10月23日(月曜日)
飛行機で成田空港に到着後、バスで静岡へ向かいます。車窓に広がる日本の景色を楽しみ、写真を撮っていました。
駿河総合高校訪問 10月24日(火曜日)
駿河総合高校では、全校生徒が歓迎セレモニーに出席し、弓道や剣道の模範演技、和太鼓の演奏を披露してくれました。
モンゴルの高校生は「しずおか賛歌 富士よ夢よ友よ」、モンゴルの歌「祖国」、伝統舞踊、プレゼンによるモンゴル紹介を披露しました。
その後は1年生の教室で「クイズ」「日本の遊び」「折り紙」「だるま落とし」「けん玉」等を体験しました。
互いに英語が母国語でない両国の生徒が、懸命にコミュニケーションをとろうとする姿が印象的でした。
部活動体験では和太鼓演奏、書道を体験しました。大小さまざまな大きさの太鼓を叩く体験は日本ならではです。
バスに乗り込む際には多くの生徒がお見送りしてくれました。
姿が見えなくなるまで、バスの窓から手を振る姿が、充実した交流となったことを物語っていました。
教育長表敬訪問 10月25日(水曜日)
県庁到着時には、教育委員会職員が横断幕や両国国旗、歓迎ボードでお出迎えをしました。
訪問団の高校生は民族衣装を身に付けて来庁しました。
スピーチの後は高校生によるパフォーマンスです。「しずおか賛歌 富士よ夢よ友よ」は前日夜に宿泊地で特訓をしてくれたようで、前回披露した時よりもかなり上達しました。
浜名高校訪問 10月27日(金曜日)
浜名高校の歓迎セレモニーでは、8月にモンゴル国を訪問した生徒がスピーチしました。
モンゴルの高校生は「しずおか賛歌 富士よ夢よ友よ」、モンゴルの歌「祖国」、伝統舞踊を披露しました。
その後の授業体験では書道の授業を体験しました。
モンゴルにも伝統的な縦文字を筆で書く文化があり、筆の扱いは上手です。
部活動体験では茶道と書道を体験しました。茶室の張りつめた空気に緊張の面持ち。日本の茶道を体感しました。
書道体験では一人ひとりに浜名高校の生徒がついてくれ、選んだ文字を扇子に書いてプレゼント。素敵なお土産になりました。
バスに乗り込む際には昇降口で浜名高校の生徒が花道を作ってくれました。
SNSアカウントも交換し、新しい友人をたくさん作ることができたようです。
県内高校生との交流 10月28日(土曜日)
8月にモンゴルを訪れた静岡県内の高校生と、県内のテーマパークで合流。グループを組んで交流しました。
アトラクションを楽しんだり、クレーンゲームに挑戦したりとそれぞれが楽しみました。
次は何に乗りたいか、お昼は何を食べたいか、同じ時間を過ごす中で自然とコミュニケーションをとっていました。
静岡市内研修 10月29日(日曜日)
8月にモンゴルを訪れた静岡県内の高校生とグループを組んで交流。この日は静岡市内で行いました。
お寿司やラーメンなどの日本食に挑戦したい、大好きなアニメグッズを買いたいなど、モンゴルの高校生のリクエストにこたえ、市内を案内しました。
2日間過ごした高校生とはここでお別れ。最後はプレゼント交換や写真撮影をして別れを惜しみました。
お別れの時 10月30日(月曜日)
ドルノゴビ県の高校生は、航空券の関係で前日に帰国していますが、本隊はこの日が最終日です。
たくさんのお土産と思い出を持ってモンゴルに帰ります。出発カウンターの前で記念撮影をしてお別れです。
参加した30人がこれからのモンゴルと静岡の友好関係を一層深めてくれることを期待しています。
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