プレコンセプションケアについて

プレコンセプションケアとは

　「プレコンセプションケア」とは、成育基本法に基づく成育医療等基本方針において「女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取組み」とされています。

　プレコンセプションケアは医療、保健、教育、福祉などの幅広い分野で連携を図りながら推進していくことが望ましいとされているため、プレコンセプションケアに関連する正しい知識や相談窓口等の様々な情報を発信していきます。

女性の健康のための県民講座について

　女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、国は、3月1日から8日までを「女性の健康週間」と定めています。
　令和7年3月1日に大塚製薬株式会社及び静岡県産婦人科医会、静岡産科婦人科学会と協働で県民講座を開催します。
　近年、男女問わず、性や妊娠に関する正しい知識を身に付け、健康管理を促す取組み（プレコンセプションケア）が重要視されており、月経から更年期に至るまでのライフステージに応じた女性特有の健康課題を理解することで、生涯を通じた健康管理にもつながります。
　自分や家族、パートナー、同僚のために「女性の健康」を考えてみませんか？

• 女性の健康のための県民講座のチラシ （PDF 8.8MB）
  チラシのダウンロードはこちら

• 【大塚製薬株式会社】女性の健康のための県民講座（外部リンク）
  上記二次元バーコードまたはURLよりお申し込みください。

プレコンセプションケア講演会の開催について

　ご自身のカラダのこと、ホルモンバランスのこと、月経のことなど、妊娠や出産を考えるときに知っておきたいことに関する講演会を開催します。
　近い将来に妊娠や出産を希望している方のみならず、将来のライフプランのなかで妊娠や出産を考える可能性がある方が、今から将来のためにできるご自身のカラダのケアについて考えてみませんか。

• 令和5年度プレコンセプションケア講演会チラシ （PDF 477.9KB）
  チラシのダウンロードはこちら
• ふじのくに電子申請サービス（外部リンク）
  講演会は上記URLからお申し込みください。

プレコンセプションケアをはじめませんか

プレコンセプションケアは妊娠だけに関わる話ではありません。若い世代が自ら健康管理できるようになることは、生涯にわたって「質の高い生活」を送ることにもつながります。どのような健康管理が必要とされているかご存知ですか？

• （詳しくはこちら）「プレコンセプションケア」をみんなの健康の新常識に（外部リンク）

相談窓口のご紹介

思春期健康相談室「ピアーズポケット」

　助産師・保健師をはじめとする専門の相談員と、性に関する正しい知識をもった「ピアっ子」（県内大学生が中心のピアカウンセラー）が相談に対応します。恋愛や友だちとの関係性のこと、将来のこと、月経・妊娠・性感染症などの体のことなど、安心して話せる相談室です。

• 思春期健康相談室「ピアーズポケット」（外部リンク）

静岡県不妊・不育専門相談センター

静岡県では、不妊症や不育症について、助産師による電話相談窓口や、専門医によるセミナー及び個別相談を開催しています。

• 静岡県不妊・不育総合支援事業のご案内（詳しくはこちら）

スマート保健相談室

スマート保健相談室では、からだや性・妊娠などの健康に関する正しい情報や専門家に相談できる窓口を探すことができます。

• スマート保健相談室（外部リンク）

ライフステージ別教材のご紹介

「まるっと！女性の健康教育」ホームページ　厚生労働省科学研究班（荒田班監修）

厚生労働省科学研究班によりレベル別に作成された教材をご紹介します。

指導用資料「まるっと ！女性の健康教育－支援者のための教育指導案」と合わせて、学校・地域・保健現場・職域等でも広く活用できる内容です。

 

レベル別推奨年齢

レベル	推奨年齢
レベル1	5歳から8歳むけ
レベル2	8歳から12歳むけ
レベル3	12歳から15歳むけ
レベル4	15歳から18歳むけ
レベル5（1）	18歳から40歳代前半むけ
レベル5（2）	40歳以上むけ

• 厚生労働省科学研究班（荒田班）監修「まるっと！女性の健康教育」ホームページ（外部リンク）