リノベーションの力でまちづくりを推進

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ページID1069808  更新日 2025年2月28日

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県は、空き店舗が増加したエリアを再びにぎやかな場にするための「リノベーションまちづくり」を進めています。形を残しながらも進化するまちを訪れて、その魅力を再発見してみませんか?

リノベーションまちづくり  とは?

空き店舗などを再生して、雇用創出やエリア価値の向上などを図り、社会課題を解決していく取り組みです。商店街や地区など、一定エリアで複数の再生を実施し、まち全体のリノベーション※を目指します。
※リノベーション:手を加えて良くすること。修復、再生の意味。

まちの新しい拠点に!人を集めるリノベーション

県内で魅力的なリノベーションに成功している事例を紹介します。

尾張町・北田町エリア(浜松市中央区)

みかわや❘コトバコ


おしゃれな食堂スペース

日用品を扱っていた築50年以上の商店を、食堂、野菜市、製本所、スポーツマネージメント事務所など異業種が集う複合施設にリノベーション。2020年から営業している。イベントスペースもあり、多様な価値観を持つ人々が集まる場に。


  • レトロな外観はそのまま残して内装を大きく改修


  • さまざまなイベントや交流会などを開催

grammeグラム


明るくモダンな印象の店内。内装に瓦の廃材を利用している

瓦を取り扱う老舗の屋根業者が店舗を改修し、瓦の魅力と普遍的価値を伝える体験型のコンセプトカフェをオープン。オリジナルのお茶やスイーツを楽しめる他、瓦づくりの一部を体験できる。


  • 瓦をコンセプトにした皿やスイーツ


  • 以前は暗く重苦しい雰囲気の店内だった

魅力あるまちづくりのために

  • まちづくりは属人的になりがちですが、取り組みによって他の地域の仕組みや、やり方を知ることができるようになると期待しています。


  • 株式会社浜松家守舎キュウ
    柳本 茉希さん

    瓦の魅力を伝えたい!リノベーションで伝統を残すチャレンジ

吉原商店街(富士市)

14GuestHouse Mt.Fuji


コンクリートを生かしてスタイリッシュな館内空間に

廃ビルをゲストハウスにリノベーション。富士山周辺のアクティビティや日本文化に触れられる体験ができ、国内外の観光客から人気。施設名は東海道五十三次で吉原宿が14番目であったことに由来。


  • カラフルに塗り替えた外観


  • 朽ち果てた印象だった廃ビル

関係者が連携!まちづくりを進めていくフォーラムを創設

県内各地域がそれぞれの特色を生かした独自のまちづくりを進めていくためのプラットフォーム「しずおかリノベーションまちづくりフォーラム」を創設します。フォーラムはまちづくり団体、商店街組織、市町・商工団体、金融機関などで構成される予定です。今月、組織や取り組みを広く周知するために、キックオフセミナーを開催します。

キックオフセミナー


清水 義次氏

  • 開催日/3月14日(金曜日)
  • 講演/清水 義次(株式会社アフタヌーンソサエティ/ 株式会社リノベリング)
  • パネリスト/
    山梨 洋靖(デザインオフィス創造舎)
    柳本 茉希(株式会社浜松家守舎キュウ)
    勝岡 裕貴(加和太建設株式会社)
    鈴木 康友(静岡県知事)

さらに推進!まちづくりの今後

フォーラムの運営とともに、地域の特性や実情に応じたさまざまな取り組みを推進していきます。

WEBサイトの構築
リノベーションの取り組みを紹介

リノベーションスクールの設立支援
地域のリーダーとなる人材を育成・発掘

アドバイザーの派遣
専門家による助言

エリア価値向上への支援
エリア全体のリノベーションを加速化

問い合わせ/県地域産業課 TEL/054(221)2521 FAX/054(221)5002

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2231
ファクス番号:054-254-4032
PR@pref.shizuoka.lg.jp