SNS掲載の広告をきっかけとする消費者被害の相談件数が、全ての年代で増加しています。
日常的に使用する身近なSNSだからこそ、「自分は大丈夫」と過信せず、被害に遭わないよう対策しましょう。
通信販売の偽サイト
事例 SNSで人気ブランドのイヤホンが定価から大幅に値引きされている広告を見つけた。広告内のリンクからサイトにアクセスし、銀行振り込みで注文したが、商品が届かない。
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ポイント 購入前に「支払い方法が限定されていないか(銀行振り込みのみ・代引きのみなど)」「サイトに連絡先などの運営情報が記載されているか」を確認しましょう。また、サイトの日本語の文章に不自然な部分がある場合は要注意です。
投資勧誘トラブル
事例 「必ずもうかる」というFXのSNS広告を見つけ、会員登録した。グループチャットに招待され、教えられたとおりに個人名義の口座に数回送金。…引き出そうとしたが、出金できなくなっていた。
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ポイント 確実にもうかる方法はありません。個人名義の口座に振り込んだ場合は取り戻すのが困難です。個人名義の口座への振り込みを指定されても振り込まないでください!
定期購入の解約
事例 SNSの広告で初回特別価格の美容液を見つけた。「定期購入」と記載があったが、いつでも解約可能とのことで安心して購入。2回目が届く前に解約しようとしたが、業者に電話がつながらない。
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ポイント 「いつでも解約可能」と表示があっても、実際にはなかなか解約できないことがあります。購入前に契約内容や解約手順を確かめ、トラブルに遭ったときのために、スクリーンショットで最終確認画面の保存をしておきましょう。
紹介した事例のような消費者トラブルを未然に防ぐため、県内学生と協働で、啓発動画を制作しています。
大人気 啓発動画「ちょっと待った! やばみちゃん」
大学生のやばみちゃん(ちょっぴりドジ)と、その親友のしなんちゃん(しっかり者)が登場する動画。消費者被害に遭わないためのポイントを、1分程度の動画で気軽に楽しく学ぶことができます。これまでに合計44万回視聴されており、若者からも人気です。
続編を制作中!動画制作に向けた学生たちの取り組み
- 消費者トラブルへの理解を深め、動画にする事例を検討
- 静岡市街地でフィールドワークを実施
- トラブル防止のポイントを伝えるアイデアを提案
動画制作のために開かれたワークショップ
トラブルかな?と思ったら 一人で悩まず、まずは相談!
郵便番号を入力すると、お近くの消費生活相談窓口につながります
※通話料がかかります
◆県の消費生活相談窓口(平日9時~16時)
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各県民生活センター
- 東部…TEL/055(952)2299
- 中部…TEL/054(202)6006
- 西部…TEL/053(452)2299
問い合わせ/県民生活課 TEL/054(221)2175 FAX/054(221)2642
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