平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-4-1-2
平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.「総合計画目標達成に向けた取組の推進」】(4)「“ふじのくに”の自立の実現」・「ヒト、モノ、地域を結ぶ『基盤』づくり」
- 森林・林業の再生
次に、森林・林業の再生についてであります。
本県の豊かな森林資源を活用するため、総合計画に「平成25年の木材生産量45万立方メートル」を数値目標として掲げ、県産材の需要と供給の一体的な創造に鋭意取り組んでおります。
丸太を低コストで安定的に供給するために、利用間伐や路網整備などの支援制度を一層充実するほか、丸太の流通コストの削減と大口需要先への直送に対応するため、中間土場を設置するなど、流通改革を強力に進めてまいります。
また、県内に加工工場を持つ企業が、合板製造ラインの整備を計画しているほか、複数の製材工場で規模拡大の計画がありますことから、安定的な需要が見込まれるこれらの施設整備を支援してまいります。
さらに、住宅、公共建築物での県産材の利用を促進し、森林・林業の再生に取り組み、環境、経済と調和した、森の文化、木の文化が香る「森林(もり)の都」づくりを進めてまいります。