平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-3-1-5
平成25年2月県議会定例会知事提案説明要旨
【4.「総合計画目標達成に向けた取組の推進」】(3)「“ふじのくに”の豊かさの実現」・「一流の『ものづくり』と『ものづかい』の創造」
- 茶業の振興
次に、茶業の振興についてであります。
来年度は、県内の茶に関する産業、文化、学術など多岐にわたる分野の優れた資源の調査・研究や情報発信、有識者による検討会を実施し、「茶の都しずおか」の構想づくりに取り組んでまいります。
また、茶業経営の体質強化を図り、茶の品質向上と効率的な生産を進めるため、地域の核となるモデル茶工場の育成に取り組んでまいります。茶園の共同管理や生産コストの低減、経営の複合化、担い手への茶園の集積を推進するほか、県立大学における「茶学総合講座」の開設、生産者のマーケティング能力の向上、発酵茶等の新商品の開発などを支援してまいります。
「第5回世界お茶まつり」につきましては、初めて春と秋の2回開催いたします。萌黄色と新茶の香り豊かな八十八夜にあたる5月2日から始まる「春の祭典」では、茶摘みや様々な趣向を凝らした茶会を開催し、魅力ある茶文化の創造と発信に取り組んでまいります。