平成26年9月県議会定例会知事提案説明要旨2-9
平成26年9月県議会定例会知事提案説明要旨
【2.県政の概要】
(9)少子化対策
次に、少子化対策についてであります。
今月5日、沼津市のPLAZA VERDE(プラサヴェルデ)において、企業やNPO等と連携して、社会全体で子育てを応援する「ふじさんっこ応援フェスタ」を開催したところ、平日にもかかわらず、昨年静岡市で開催した折の1万人を上回る1万3千人もの来場者がありました。
また、子育てによって培われた感性や母親力を、企業の商品づくりや販売戦略などに生かす取組が、全ての市町で実施されるなど、「子育ては尊い仕事」であるという理念は、着実に浸透しつつあります。
さらに、大学生が少子化対策の事業を企画し実施する取組や、育児や家事を題材とした高校生向けの検定アプリケーションの作成など、若い世代がこどもを生み育てることに喜びを感じることのできる、少子化対策の新たな施策にも取り組んでおります。
一方で、来年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」の導入に向けた調査では、県内の保育ニーズは、現在よりも1万人以上増加することが見込まれております。このため、「保育所入所待機児童ゼロ」の実現を目指して、保育所等の定員の拡充を図るための関連予算を、補正予算案に盛り込んだところであります。