平成27年12月県議会定例会知事提案説明要旨1-10
平成27年12月県議会定例会知事提案説明要旨
【1.県政の概要】(10)三保松原の森林保全
三保松原(みほのまつばら)の松林保全につきましては、「神の道」の老齢のマツが幹に亀裂が入るまで放置され、大木1本を10月30日に伐倒する事態となりました。このことは、誠に遺憾であり、管理主体である静岡市は、これまでの保全対策について、大いに反省すべきであります。
三保松原(みほのまつばら)の老齢大木を確実に保全するためには、これまでの経験や勘に基づいた手法に頼るばかりでなく、科学的知見を取り入れた手法を確立していくことが重要であります。
このため、静岡市に代わって、科学的分析により老齢大木の危険度を事前に把握し、保全する手法を確立した上で、静岡市に技術提供することとし、必要な経費を補正予算案に盛り込んだところであります。