平成28年12月県議会定例会知事提案説明要旨1-5

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ページID1010598  更新日 2023年1月13日

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平成28年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.県政の概要】(5)お茶の振興

次に、お茶の振興についてであります。

去る10月27日から30日にかけて、グランシップにおいて、「第6回世界お茶まつり秋の祭典」を開催いたしました。お茶の産業、文化、学術にわたる多彩なプログラムに、国内外から11万人、春の祭典と合わせますと15万人もの皆様が参加され、「茶の都しずおか」の魅力を五感で味わっていただきました。27の国・地域から御参加いただき、15年目にしまして、名実ともに「世界」の祭典となったと実感しております。

これを契機に、お茶が、国内はもとより、世界中で多くの人に愛され、飲まれるよう、ジャパニーズ・ウェイ・オブ・ライフの一つの象徴となる「生活の中にお茶のある風景」の素晴らしさを積極的に発信し、茶文化の普及や静岡茶の需要拡大につながるよう取り組んでまいります。

また、子どもの頃からお茶に慣れ親しみ、お茶にまつわる歴史や文化について理解を深めることは、郷土を愛する豊かな人間性を育むとともに、長期的な視点でのお茶の振興にも大きな効果が期待できます。さらに、お茶が健康にもたらす効果は、科学的に明らかになっておりますので、子どもの健やかな成長にも大きく寄与するものと考えます。これまでも、学校給食等の機会を通じて、お茶の普及に努めてまいりましたが、今後、取組を一層促進するため、「小中学校の児童生徒の静岡茶の愛飲の促進に関する条例」を制定することとし、今議会にお諮りしているところであります。