旧石器時代の狩猟用落とし穴の発見数 日本一
新東名高速道路建設予定地の発掘調査で発見した落とし穴と思われる遺構(長泉町:富士石遺跡)
落とし穴と思われる遺構の断面(裾野市:塚松遺跡)
写真提供:静岡県埋蔵文化財センター
写真の遺構は、旧石器時代(3万8千年前~1万4千年前)に、動物を生け捕りにするために掘られた狩猟用落とし穴と考えられています。
令和4年3月末までに発見された旧石器時代の狩猟用落とし穴と考えられる遺構の数は、全国で402基です。そのうち、静岡県は255基で日本一となっています。なお、海外では発見例がないため、世界一とも言うことができます。
区分 |
1位 |
2位 |
3位 |
全国 |
---|---|---|---|---|
発見数 |
255 |
49 |
47 |
402 |
全国に占める割合 |
63% |
12% |
12% |
100% |
単位:基
出典:佐藤宏之「日本列島旧石器時代陥し穴猟」『国立民族学博物館調査報告』第33号(2002年)、静岡県埋蔵文化財センター
このページに関するお問い合わせ
知事直轄組織デジタル戦略局データ活用推進課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2242
ファクス番号:054-221-3609
datakatsuyou@pref.shizuoka.lg.jp