フィブリノゲン製剤使用の有無の確認について
平成6年以前に公表医療機関で治療を受け、次の1~5に該当される方
- 妊娠中又は出産時に大量の出血をされた方
- 大量に出血するような手術を受けた方
- 食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた方
- がん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた方
- 特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた方
⇒公表医療機関にフィブリノゲン製剤の使用の有無等をご確認ください(ア、イ、ウへ)(ただし、医師法による診療録(カルテ)の保存期間(5年)が過ぎており、医療機関でも把握困難な場合があります。)
平成6年12月からは化学処理されたフィブリノゲン製剤に切り替えられており、この製剤については肝炎発生の報告はありませんが、切り替え時期については医療機関で多少のずれがあると考えられますので、公表医療機関にご確認ください。
(最近、市町の住民検診等でC型肝炎ウイルス検査を受けられた方は、結果をご覧ください。)
ア 公表された医療機関で治療を受け、フィブリノゲン製剤(平成6年12月以前の製品)が使用された方
検査が必要ですので、最寄りの健康福祉センター又は保健所の相談窓口に御相談ください。
ただし、
- 現在、他の疾患で治療中の方については主治医に御相談ください。
- 全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸などの自覚症状がある場合には、かかりつけ医等の医療機関を受診してください。
(C型肝炎ウイルスの感染が判明した場合は、薬害肝炎患者救済法の対象となる可能性がありますので、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に御相談ください)
イ 公表医療機関で治療を受け、上記(1)~(5)に該当するが、フィブリノゲン製剤を使用されたかどうか不明である方、公表医療機関が廃院になっている方
検査が必要ですので、最寄りの健康福祉センター又は保健所の相談窓口に御相談ください。
ただし、
- 現在、他の疾患で治療中の方については主治医に御相談ください。
- 全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸などの自覚症状がある場合には、かかりつけ医等の医療機関を受診してください。
ウ 平成6年以前に公表医療機関を受診したが、フィブリノゲン製剤を使用されなかった方
フィブリノゲン製剤の使用による肝炎の可能性はありません
市町や職場で行われる健診項目にC型肝炎ウイルス検査があることを確認し、定期健診をお受けください。(市町で行う住民検診では、40歳以上の方にC型肝炎ウイルス検査を実施しています。詳しくは市町の検診窓口にお問い合わせください。)
その他、不明な点がある場合は、最寄りの健康福祉センター又は保健所の相談窓口に御相談ください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局感染症対策課
〒411-0801 静岡県三島市谷田2276
電話番号:055-928-7220
ファクス番号:055-928-7100