C型肝炎とは
このページは、C型肝炎についてお知らせしています。
C型肝炎とは
C型肝炎はかつて非A非B型肝炎と呼ばれ、また、輸血により感染することが多かったため輸血後肝炎とも呼ばれていました。1989年(平成元年)に検査法が開発され、この肝炎を引き起こすウイルスも明らかになり、C型肝炎と呼ばれるようになりました。
肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、重症化するまでは自覚症状の現れないケースが多くあります。C型肝炎の特徴は次のとおりです。
C型肝炎の特徴
- 血液を介して感染する。
- 急性期では、A型、B型に比べて症状が軽い。
- C型急性肝炎の多くは慢性化する。
- 慢性化すると、自然治癒はまれである。
- 経過とともに肝硬変、肝がんになる人がいる。
国内にはC型肝炎ウイルスの感染者は150万人以上と推定されています。C型肝炎ウイルスの感染の可能性が一般の方々より高いと考えられる方々は次のとおりです。症状がなくてもきちんと検査をして病気を早く発見することが大切です。
C型肝炎ウイルスの感染の可能性が一般の方々より高いと考えられる方々
- 1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
- 長期に血液透析を受けている方
- 輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
- 上記と同等のリスクを有する輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
- フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む。)を投与された方
- 大きな手術を受けた方
- 臓器移植を受けた方
- 薬物濫用者、入れ墨をしている方
- ボディピアスを施している方
- その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されている方で、その後肝炎の検査を実施していない方等)
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局感染症対策課
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