ふじのくに型「人生区分」の提示
元気で活躍する、人生のベテランを応援します
- 本県の健康寿命が全国トップクラスであることを踏まえ、現役で活躍する高齢者の方々を応援する"ふじのくに型人生区分"を提示します。
- これにより、高齢世代を中心に、若返り意識を誘導し、健康寿命の延伸と元気で活力あるいきいき社会の実現を目指します。
- 壮年期の活躍を、さらに促すため、壮年期の呼称を、「壮年初期」「壮年盛期(せいき)」「壮年熟期(じゅくき)」と変更しました。
- 百歳を超えた人生の熟達者へのさらなる敬意を深めるため、百歳以上の方の呼称を「百寿翁(おきな)・百寿媼(おうな)」と変更しました。
事業実施の背景
- 全国の高齢化率は28.6%(令和2年国勢調査 約3,600万人)で、2070年(令和52年)には、38.7%(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」)となることが推測されている。
- 本県の高齢化率(65歳以上人口の割合)は、30.4%(平成5年4月)。県内の高齢者は110万人を超えた。
- 本県の平均寿命(令和2年 男性81.59年、女性87.48年)は、昭和30年に比べ15年以上延伸した。
- 本県の健康寿命(令和元年 男性73.45年、女性76.58年)は、65年を男性で約8年、女性で約11年上回る。
- 現在の高齢者(65歳以上)の定義は、昭和31年国際連合による。(当時の本県の平均寿命 男性64.12年、女性68.63年)
- 現在、高齢者の身体能力の向上や、社会背景の変化を受け、高齢者の定義の見直しに関する議論もある。
「高齢者(65歳以上)」を中心とした年齢区分の定義を見直し、新たな年齢区分を提示することにより、高齢化社会に対する前向きな意識を醸成し、積極的な社会参加の実践及び意識付けを図る。
なお、提示に当たり、日野原重明先生が提唱する年齢区分等を参考に、本県独自の年齢区分及び名称を設けた。
ふじのくに型人生区分による年齢の区分
呼称 |
年代 |
説明 |
---|---|---|
老年 百寿翁・媼 |
100歳以上 |
白寿後(100歳)以上 |
老年 長老 |
88-99歳 |
米寿(88歳)白寿(99歳)まで |
老年 中老 |
81-87歳 |
傘寿後から米寿前まで |
老年 初老 |
77-80歳 |
喜寿(77歳)から傘寿(80歳)まで |
老年 壮年熟期 |
66-76歳 |
経験を積み、様々なことに熟達し、社会で元気に活躍する世代(働き盛り世代)。 (健康寿命 男性71.68歳、女性75.32歳) |
老年 壮年盛期 |
56-65歳 |
経験を積み、様々なことに熟達し、社会で元気に活躍する世代(働き盛り世代)。 (健康寿命 男性71.68歳、女性75.32歳) |
老年 壮年初期 |
46-55歳 |
経験を積み、様々なことに熟達し、社会で元気に活躍する世代(働き盛り世代)。 (健康寿命 男性71.68歳、女性75.32歳) |
青年 |
18-45歳 |
社会的・生活的に成長・発展過程であり、活力みなぎる世代。 (農水省事業や地区商工会議所で45歳まで青年扱い) |
少年 |
6-17歳 |
小学校就学から選挙権を有するまでの世代 |
幼年 |
0-5歳 |
命を授かり、人として発達・発育する世代 |
- 平成27年10月から、壮年期の呼称を、「壮年初期」「壮年盛期(せいき)」「壮年熟期(じゅくき)」と変更しました。
- 令和元年6月から、百寿者の呼称を「百寿翁(おきな)・百寿媼(おうな)」と変更しました。
活用方法
- 本県の、高齢者も元気で活躍できる”いきいき社会“であることのスローガンとして活用
- 法令等で定める高齢者区分の変更を進めるものではありません。
関連情報
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