名取富士[太白山]
- エリア
- 東北エリア
- 名称
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名取富士[太白山]
- 読み
- なとりふじ[たいはくさん]
- 標高
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321m
- 地域
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宮城県仙台市太白区
野鳥や野生動物が生息する、住宅地からすぐの身近な里山。
仙台平野のどこからでも見える美しい円錐形の山。標高はそれほど高くはないものの、この山には約700種もの植物、70種~80種もの野鳥や動物が生息する。夏には澄んだ虫の声をはじめカブトムシ、秋にはリスが木の実を運ぶ姿がみられる。他の季節では国蝶であるオオムラサキ、国の特別天然記念物のニホンカモシカにも運が良ければ出会える。太白山の歴史は古く、山頂にある「貴船神社」が大同2年(807年)、中腹の生出森八幡神社が奥州藤原氏支配の基盤として源頼朝の手で文治5年(1189年)に祀られたと伝えられている。さらに長町近辺で発掘された縄文時代の集落からは、太白山を意識した配置が見られるという一説もある。神社が置かれるよりもはるか昔から山そのものが特別な存在として信仰されていたようだ。
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