あなたの「富士山物語」(富士山静岡空港にミニ富士山を/芦澤七郎)
富士山静岡空港にミニ富士山を/芦澤七郎
空港が開港した直後、雨や曇りの天気で飛行機の離着陸ができなかった。
空港から富士山を見ることの出来る日は、一年のうち何日あるか知らないが、多分五十パーセント以下ではないだろうか(冬は良く見えるが)。富士山と名の付いた空港であるから、富士山を見たいと期待して来る人が多いだろう。しかし、空港に降り立っても富士山を見られない人が多いに違いない。
そこで、富士山と名の付く空港へ来たのだから、一〇〇パーセント富士山を見ることができるようにしたらどうだろうか。
そのためには一〇〇分の一の高さのミニ富士山を空港の近くへ作る。直径二〇〇メートルの土地があれば土を盛り上げて三七,七六メートルのミニ富士山が出来る。ミニ富士山の中味は建物にして富士山グッズの販売やレストラン、展示場などとして客寄せに使う。
この富士山は登山もできるし、写真スポットとして観光に役立つ。本物の富士山が見えなくても、天気に関わらずに富士山を味わうことができる。
ミニ富士登山した人には頂上で登山証明書を渡し、十回、五十回、一〇〇回等、回数で得点・景品を与える。(一日一登山有効とする)
登山には身障者のための配慮もする。
写真展もやる。飛行機と富士山の組み合わせや、記念写真、登山写真などなど。
遊び心やユーモアを込めて、富士山を楽しむ企画は女性や旅行客を喜ばせるに違いない。
このようにして空港の利用者を喜ばせ、客を増やすことになる。
ということは、どうでしょうか。
採算がとれるかどうかわからないが、単純な空想です。あったらいいなー。
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