しずおか文化財ナビ 友田家住宅（静岡県周智郡森町）

よみ

ともだけじゅうたく（しずおかけんしゅうちぐんもりまち）

指定区分、指定種別

国指定/有形文化財 ・ 建造物

指定日

1973年6月2日

員数

1棟

所在地

静岡県周智郡森町亀久保336

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

随時

文化財の説明

友田家は県西部の山間にある農家で、かつてはこの地方の庄屋を勤めた旧家である。現存の住宅は18世紀を下らない頃の建築を見られるが、元禄年間に前の畑地から移したという伝えがある。一部の柱や長押が移動していることから移築の可能性もあるが、構造や間口はかえられていない。間取りは「片喰違い型」と呼ばれる遠江地方の古農家に使われた型式で、基本的には「土間」「ひろま」「なんど」からなる前広間三間取りが発達したものである。現在の農家に使われている居室部を田の字型に四つに区切る四間取型が現れる以前の型になる。建物は桁行八間半（15.5m）、梁間五間（10.3m）で寄棟造である。昭和58年の半解体修理で茅葺にするなど当初の姿に戻した。（出典：「ふるさと静岡県文化財写真集」1建造物編）

地図情報

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