しずおか文化財ナビ 刀<金象嵌銘備前国兼光(名物大兼光)/本阿弥(花押)>
- よみ
- かたな<きんぞうがんめいびぜんのくにかねみつ(めいぶつおおかねみつ)/ほんあみ(かおう)>
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財・工芸品
- 指定日
- 1959年6月27日
- 員数
- 1口
- 所在地
- 静岡県三島市中田町1-43佐野美術館
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 不定期 展示会時に公開
所有者情報
- 公益財団法人佐野美術館
指定内容
作者:備前国兼光
寸法・重量:長83.4 反り2.2 (センチメートル)
いわゆる延文兼光の作。元来大太刀であったものを江戸時代に磨上げ、本阿弥光温が金象嵌で極めを入れたもの。身幅広く大鋒、長寸の南北朝時代の特色ある姿を示し、湾れの刃文にも兼光の特色が顕著に表された名品である。
『享保名物帳』に記載する「大兼光」が本刀にあたり、同書によると太閤秀吉の遺物として藤堂佐渡守(高虎)に贈られたもので、後に徳川将軍家に伝来したものという。
地図情報
このページに関するお問い合わせ
スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp