しずおか文化財ナビ 河内の宝篋印塔
- よみ
- こうちのほうきょういんとう
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1988年3月18日
- 員数
- 1基
- 所在地
- 静岡県下田市河内749
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 無
- 公開情報
- 随時 午前9時-午後4時
所有者情報
- 重福院
指定内容
【指定資料】 石造の宝篋印塔で、台座より宝珠までの高さは247センチメートルである。塔身の四面には金剛界四仏の梵字を刻む。基礎に刻まれた銘文によれば、建武元年(1334)6月21日、施主妙忍・比丘尼覺圓・大檀那沙弥智道により建立された供養塔であることがわかる。はじめ藤原山の塔ノ平に建てられ、のち、虚空蔵堂・庚申堂傍らへと移されたといわれ、昭和36年に現在地に移建された。
相輪及び笠の一部等に小破が見られるが、全体的によく保存されている。
建立の目的や年月等が明らかであり、台座の格狭間や反花、笠の隅飾突起等に鎌倉時代の意匠が窺え、南北朝初期の遺塔として貴重である。
地図情報
このページに関するお問い合わせ
スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp