しずおか文化財ナビ 河内の宝篋印塔

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ページID1020762  更新日 2023年8月31日

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写真:河内の宝篋印塔

よみ
こうちのほうきょういんとう
指定区分、指定種別
県指定/有形文化財 ・ 建造物
指定日
1988年3月18日
員数
1基
所在地
静岡県下田市河内749
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
随時 午前9時-午後4時

所有者情報

  • 重福院

指定内容

【指定資料】 石造の宝篋印塔で、台座より宝珠までの高さは247センチメートルである。塔身の四面には金剛界四仏の梵字を刻む。基礎に刻まれた銘文によれば、建武元年(1334)6月21日、施主妙忍・比丘尼覺圓・大檀那沙弥智道により建立された供養塔であることがわかる。はじめ藤原山の塔ノ平に建てられ、のち、虚空蔵堂・庚申堂傍らへと移されたといわれ、昭和36年に現在地に移建された。
相輪及び笠の一部等に小破が見られるが、全体的によく保存されている。
建立の目的や年月等が明らかであり、台座の格狭間や反花、笠の隅飾突起等に鎌倉時代の意匠が窺え、南北朝初期の遺塔として貴重である。

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
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