避難地での時間の過ごし方を考えよう

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ページID1030225  更新日 2023年1月11日

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「避難場所」まで無事たどり着いた。では、その後しばらく続く避難生活はどのように過ごしますか?事前避難の場合には迫ってくる巨大な地震にどう備えるか、考えてみましょう。

事前避難のための避難場所での過ごし方を考える

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されている場合は、いつ南海トラフ沿いで地震が発生するか分からないという問題があります。地震がおこるまで数時間かもしれないし、長い場合には1週間近く要するかもしれません。
避難しても地震が起こらないから、あるいは忘れ物をしたから、といって安易に自宅へ戻ってはいけません。自宅へ戻って地震に遭い、津波や山・がけ崩れ、家屋の倒壊に巻き込まれたら何のために事前避難したのか分かりません。
避難生活の間、避難場所の運営も必要になります。避難者が協力して運営にあたりましょう。
事前に避難場所での過ごし方を考えておく事も必要です。

イラスト:避難場所での過ごし方を考える人々

過酷な屋外での避難生活

身を守るための緊急避難をした場合、過酷な屋外での避難生活となりますが、少なくとも津波や土砂災害などの危険がなくなるまで、その場所にとどまらなければなりません。
一方、事前避難により屋外避難をした場合には、屋外での避難生活が1週間程度続くことが考えられます。
この間、安易に自宅に戻ることは避けて下さい。避難場所から仕事に出かける、スーパーやコンビニなどに買い出しに行く、適度な運動をする、別の安全な避難場所(親戚の家など)に移るなどが考えられます。
市町も資機材の手配につとめてはくれると思いますが、原則的には避難場所(避難所)の運営は、自主防災組織を中心に避難者自身の手で行わなければなりません。
あなたは避難者ですが、避難場所でただじっとしているのではなく、迫り来る巨大地震を迎え撃つには、自らどのようなことをすべきか、何ができるか、何をしてやれるか、十分に考えて、そして行動してください。

このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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