静岡県農業農村整備みらいプラン2022-2025

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ページID1027732  更新日 2023年1月13日

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基本的な考え方

趣旨

新プランでは、新型コロナウイルスの感染拡大や本格的な人口減少・少子高齢化社会への突入など、様々な課題への対応のほか、SDGsやみどりの食料システム戦略、農業DXなどの新たな政策に呼応するための実行策が求められていることから、これから10年後のしずおかの農村の目指すべき姿を描き、誰もが住みたい、訪れたい、選ばれるしずおかの農村を実現するための方向性を定めました。

イラスト:みらいプランの基本構成

表紙の写真:みらいプラン概要版

役割

  • 農業農村整備の関係者をはじめとするオール静岡により取組を進めていくための行動指針
  • 農業土木技術者が農村振興技術者へと成長し、総合的な知識・スキルを身に着ける指南書

計画期間

本プランは、概ね10年先の農業農村の目指す姿を定めた理念「ふじのくに美しく品格のある農村の創造」と、その達成に向け4年間で実行する施策展開の方向を定めた基本方針「農の営みと暮らしの調和の実現」で構成しています。

イラスト:みらいプランのロードマップ

目指す姿

理念「ふじのくに美しく品格のある農村の創造」

本県では、相互に助け合いながら、多様な人々との農村協働力を深めていくことで、景観の美しさと心の豊かさを両立する「美しく品格のある農村」を実現することを農業農村整備の施策理念として、これまで取り組んできました。

しかし、本格的な人口減少社会に突入し、農業の労働力不足や農村集落機能の低下など、様々な課題を抱える中、将来にわたり持続可能な農業・農村を形成するためには、今一度、農業農村整備に関わる私たちが、将来のあるべきしずおかの農村の姿を考え、理想を抱いて取り組んでいく必要があります。

このため、本プランでは、10年後の目指す姿を明確化し、本県の農業・農村を外面も内面も美しく高め、県内外の人々から、そこを訪れてみたい、そこの産物を手にしたい、そこで暮らしてみたいと思われる『選ばれる農村』を実現することを目指し、農業農村整備の施策理念を「ふじのくに美しく品格のある農村の創造」と定めました。

イラスト:4つの目指す姿

理念の実現に向けた農村振興技術者の役割

イラスト:理念の実現に向けた農村振興技術者の役割

  • 多様な関係者との連携強化
    農業土木技術者が、農業農村整備施策を通じて、コミュニティに参画し、多様な主体が抱いている農村振興への関心を喚起し、それらを地域総働力としてまとめ上げていく必要があります。
    これからの農業土木技術者には、ハード整備に関する専門的スキルに加え、農業・農村の持続的な確保に関する知見を深め、ステークホルダーとの連携により、コミュニティの力を強化する農村振興技術者としての役割を果たすことが求められています。
  • 農業土木技術者に求められる新たな役割
    限られた人員で、農業農村振興施策を講じ、理想の農村をつくっていくためには、基盤整備に関する高度なスキルに加え、地域のニーズに対応したハード・ソフト施策をバランスよく提案・実行することができる「農村振興技術者」へ進化が重要となってきます。

イラスト:農村振興技術者に求められる能力

施策の展開方向

基本方針「農の営みと暮らしの調和の実現」

新たなプランの基本方針では、産業政策である『農の営みを支える戦略的な生産基盤づくり』と地域政策である『農の暮らしを育む多様な邑づくり』の2本柱で構成することにより、集中的に講じていく施策を明確化するとともに、調和策を実行することで、より良い農業、より良い暮らしを実現していくことを目指しています。

イラスト:2本の柱で施策展開方向を明確化

基本施策

施策の体系

イラスト:施策の体系1

イラスト:施策の体系2

取組の成果を表す主な指標

イラスト:指標1

イラスト:指標2

ダウンロード

みらいプラン概要版

みらいプラン全文

上記のリンクをクリックすると、ファイルのダウンロードが始まります。

参考:“ふじのくに”の農山村づくり(静岡県農山村整備みらいプラン2018-2021)

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部農地局農地計画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2723
ファクス番号:054-221-2449
noukei@pref.shizuoka.lg.jp