東部地域施設概要:円筒落差工
施設の概要
円筒落差工は、昭和32年から昭和39年にかけて富士川用水事業により富士市岩本に設置された施設です。
この用水の水源は、富士宮市羽鮒にある中部電力芝富発電所の放流水が利用されています。発電利用後の放流水は、約7kmの隧道を流下した後に、ここで、農業用水と工業用水に分水されています。円筒落差工は、隧道上流と下流の2箇所に設置されています。下流の落差工は常時使用していますが、上流の落差工は非常時用のため、通常は、水が流れていません。下流の落差工は、鉄筋コンクリート造りで、外側溢流水槽の高さは3.50m、直径は10.00m、内側落差工の高さは11.72m、直径は4.00mです。なお、細い幾筋もの水流を円筒上部の外側から内側に落とし込む構造をしており、騒音を減らす効果があります。
※現在この施設の見学は、行っておりません。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:富士ICより約10分 - 公共交通機関をご利用の場合
JR富士駅:富士急静岡バス「富士駅前」(曽比奈方面行き)より「長沢」(約13分)徒歩約28分、またはJR入山瀬駅(身延線)より徒歩約18分
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