農薬安全使用について
- 農薬使用時のポイント(農業者向け)
農薬使用時のポイント(農業者向け)
農薬は、農作物等の病害虫を防除するため有効な手段であり、適切に使用すれば安全な資材です。しかし、周囲に飛散すると、人の健康や周辺の環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。特に、学校や保育所、住宅地等の周辺では、注意しましょう。
農薬の使用に際しての注意点
農薬使用時には、下記の点について、必ずラベルを確認して使用しましょう。
- 適用作物以外の使用禁止
- 使用量、希釈倍率の厳守
- 使用時期の厳守
- 使用回数の厳守
農薬登録における誤認しやすい農作物の例
- だいず、えだまめ
- いんげんまめ、さやいんげん
- キャベツ、メキャベツ
- ブロッコリー、葉ブロッコリー
- しょうが、葉しょうが
- しょうが、うこん
- たまねぎ、葉たまねぎ
- レタス、非結球レタス
- トマト、ミニトマト
- ピーマン、ししとう
- だいこん、はつかだいこん
- しそ、しそ(花穂)
- やまのいも、やまのいも(むかご)
- さくら、食用さくら(葉)
- てんさい、かえんさい
- メロン、漬物用メロン
- すいか、漬物用すいか
- とうもろこし(子実)、未成熟とうもろこし、ヤングコーン
- しゅんぎく、きく、食用ぎく
- ねぎ、わけぎ
- にんにく、にんにく(花茎)、葉にんにく
農薬の散布に際しての注意点
農薬散布時には、下記の点について、注意しましょう。
- 農薬のラベルを確認し、使用量、希釈倍数、使用時期、農薬の有効期限を守りましょう
- 農薬の周辺への飛散防止対策をとりましょう
- 水田への農薬流出を防ぎましょう
- クロルピクリンなどの農薬使用をする場合、被害防止のための被覆をしましょう
- 農薬の使用記録を残しましょう
参照サイト
住宅地などでの農薬を使用する場合には
住宅地などで農薬を使用する場合には、下記の点についても、注意しましょう。
- 病害虫の発生状況に応じて、効率的な農薬使用に努める、病害虫が発生していない場合は、定期的な農薬散布を控えましょう
- 農薬の使用量・回数をできる限り削減しましょう
- 農薬の飛散を少なくする工夫をしましょう
- 農薬の使用にあたって散布以外の方法(誘殺・塗布・樹幹注入・粒剤使用など)を優先して行いましょう
- 農薬を散布する際には、事前に周知を行い、注意を呼びかけましょう
使ったあとの片付けも適切に
農薬の適切な使用と正しい後片付けは、農薬事故や被害を防ぐためにはとても大切です。
このため、使用期限を過ぎた農薬や、農薬の空き容器、空き袋などの処理は、廃棄物処理業者に処理を委託するなど、適切に行ってください。
県内の廃棄業者は下記から検索できます
また、散布に使用した器具や容器を洗浄した水については、排水路や河川などに流さないようにしましょう。
県内の水質汚濁関係の調査結果や関係法令は下記から検索できます
関係法令
農薬危害防止通信
農薬の適正な販売、安全かつ適正な使用、管理等を推進するため、農薬危害防止通信を発行します。
Vol.3の内容
防除器具の洗浄
農薬散布で使用したタンク、ホース、散布ノズルは毎回、十分に洗浄しましょう。
バックナンバー
関連情報
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農業局食と農の振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2689
ファクス番号:054-273-1123
chiikinou@pref.shizuoka.lg.jp