家畜共同育成事業
家畜共同育成事業では、県内の酪農家、肉牛農家から子牛を預かり育てています。
1家畜共同育成場(哺乳場、放牧場)設置の目的
静岡県では、昭和41年に家畜資源の確保及び畜産経営改善のため、県内に家畜共同育成場(哺乳場、放牧場)を設置しました。
2所在地及び面積
伊豆市湯ケ島:42.4ha(借地:伊豆森林管理署)
西伊豆町宇久須:80.2ha(借地:西伊豆町)
3哺乳場、放牧場の管理
牧場の管理は、公益社団法人静岡県畜産協会が行っています。哺乳場、放牧場の職員数は、現在7人です。
4主要施設の概要
施設名 | 面積(平方メートル) | 備考 |
---|---|---|
哺乳牛舎 | 160 | 自動哺乳器設置、平成8年3月築 |
育成牛舎 | 740 | 平成8年3月築 |
堆肥舎 | 100 | 平成8年3月築 |
施設名 | 面積(平方メートル) | 備考 |
---|---|---|
第1育成牛舎 | 850 | 100頭収容、平成10年3月築 |
第2育成牛舎 | 919 | 110頭収容、平成11年1月築 |
避難牛舎 | 182 | 50頭収容、平成10年3月築 |
管理事務所 | 464 | H11年度整備 |
隔離牛舎 | 92 | H11年度整備 |
飼料庫兼敷料庫 | 185 | H11年度整備 |
堆肥舎 | 228 | H11年度整備 |
地下サイロ | 667 | H11年度整備(10基) |
農機具庫 | 310 | H12年度整備 |
5哺乳場、放牧場での飼育管理
(1)飼育形態
哺乳場では、生後1か月齢から6か月齢までの牛を預かり、放牧場では生後5か月齢から分娩3か月齢前まで牛を預かり育てています。
(2)飼料給与
ア哺乳育成
人工乳、代用乳、配合飼料を順次給与し、粗飼料として、乾牧草、やヘイキューブを同時に給与します。
イ放牧育成
- 夏季(4月から10月)は、昼夜放牧で、牧草を主体に自由採食させ、配合飼料、ヘイキューブは補助飼料として給与します。
- 冬季(11月から3月)は、草地の維持や採草地の管理のため、放牧を制限しています。そのため、乾牧草、配合飼料、ヘイキューブ等を主体に給与します。
(3)衛生対策等
家畜保健衛生所、畜産技術研究所の指導に基づき、寄生虫病の検査や健康診断等を計画的に行っています。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農業局畜産振興課
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