避難支援対策の充実について
洪水、高潮等の水害から人命や暮らしを守るため、ハード対策だけでなく、浸水想定区域図等の整備や洪水ハザードマップの作成支援、静岡県土木総合防災情報システムを活用した雨量・水位情報等の提供、水防活動の支援など、住民が適切に避難できるようなソフト対策を推進しています。
浸水想定区域図等の整備
洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、被害の軽減を図るため、洪水予報河川及び水位周知河川については、水位情報の周知や氾濫等に係る情報を提供する「浸水想定区域図」の作成を行っています。また、浸水想定区域の検討段階から関係市町と協議を進めるなど、市町の洪水ハザードマップ作成を支援しています。
静岡県土木総合防災情報システム
静岡県では、最新のIT技術を活用した「静岡県土木総合防災情報システム(SIPOS3)」の整備を進め、平成22年4月1日から運用を開始し、水防業務に活用しています。このシステムにより、水防配備時は、県・国管理の雨量計や水位計の観測情報を24時間リアルタイムで収集し、データの一覧化を行うとともに、各種気象情報、河川・海岸に設置したカメラ映像等を、執務室内の端末機器や大型映像表示装置に映し出し監視することができます。
静岡県の地域密着型防災サイト「サイポスレーダー」
静岡県土木総合防災情報システムで収集した気象・防災情報を、広く県民にも提供し、災害の未然防止と被害の軽減に役立てて頂くため、平成15年3月から地域密着型防災サイト「サイポスレーダー」の運用を開始しました。現在、市町防災関係者をはじめ、多くの県民にご利用いただいています。
防災情報
このページに関するお問い合わせ
交通基盤部河川砂防局土木防災課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3033
ファクス番号:054-221-3564
dobokubousai@pref.shizuoka.lg.jp