津波対策の取り組み
静岡県における津波対策は、レベル1の津波に対しては施設整備によるハード対策、レベル2(最大クラス)の津波に対してはハード対策とソフト対策を組み合わせた「多重防御」により、できる限り被害を最小化することを目指して津波対策を進めています。
対策の実施に当たっては、レベル1の津波を防ぐ施設やレベル1を超える津波に対する「静岡モデル」などのハード対策、「警戒避難体制の整備」や「事前の高台移転」などのソフト対策を、地域の歴史・文化や景観等との調和が図られるよう、住民の意見を取り入れ市町との協働により実施します。こうした地域の特性に合わせた津波対策を「静岡方式」と称し、県下全域で展開しています。
沼津土木事務所と伊豆市は、平成27年10月1日(木曜日)に伊豆市土肥地区において、地元住民の皆様と津波対策の現状を情報共有し、津波に対する様々な意見を出し合う「第1回津波対策地区協議会」を開催しました。
今回、伊豆市の「土肥地区」で伊豆市内初となる第1回津波対策地区協議会を開催し、今年6月に公表された津波高さや津波対策の基本的な考え方を説明した後に、ワークショップにより津波に対する意見を交換し、各グループで発表を行いました(参加者:地元住民40名)。
次回は、今回のワークショップで最も意見が多かった津波対策のハード面を整備することにより問題となる景観や観光について、話し合ってもらい、土肥地区としてはどの様な対策が望ましいか、検討を進める予定です。
- 主な説明内容 (PDF 203.3KB)
- 事務所説明資料 (PDF 4.6MB)
- 伊豆市説明資料1 (PDF 1.1MB)
- 伊豆市説明資料2 (PDF 918.1KB)
- ワークショップの結果 (PDF 134.5KB)
- 伊豆市の地震津波防災に関する状況について (PDF 60.3KB)
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