事業概要
はじめに
沼津市は、産業・教育・文化・行政など様々な分野において、県東部地域の中心都市として発展してきました。
しかし、都市の拡大とともに、市街地を中心とする交通環境の悪化や、鉄道による地域分断などの諸問題が生じてきました。
沼津駅付近鉄道高架事業は、都市交通の円滑化や歩行経路の確保のため、鉄道を一定区間高架化することにより、南北市街地の一体化など、多くの効果が期待できる事業です。
また、土地区画整理事業などの関連事業を一体的に実施することにより、災害時の防災性の向上、魅力ある都市拠点の形成、都心居住の促進など、これからの都市に求められる様々な都市機能が形成されます。
本事業は、静岡県と沼津市が一体となって進めている「沼津駅周辺総合整備事業」の1つです。
沼津駅周辺総合整備事業概要は次のページをご確認ください。
事業名
沼津駅付近連続立体交差事業
沼津駅付近鉄道高架事業の正式な事業名は沼津駅付近連続立体交差事業(通称:連立)です。連立には高架化する手法や地下化する手法がありますが、沼津駅付近では高架化の手法を取るため、一般的には「沼津駅付近鉄道高架事業」と表記しています。
事業主体
静岡県(高架本体・新車両基地事業・新貨物ターミナル事業)
沼津市(新貨物ターミナル造成事業)
施行箇所
静岡県沼津市大岡~桃里
位置図
-
鉄道高架施行箇所位置図
(拡大版)
鉄道高架計画
事業区間
JR東海道本線:約4.1km(大岡団地付近~小諏訪付近)
JR御殿場線:約1.8km(大岡団地付近~沼津駅)
高架区間
JR東海道本線:約3.7キロメートル
JR御殿場線:約1.6キロメートル
駅部の形態
ホーム3面、着発線6線
除却する踏切数
13箇所(東海道本線12箇所、御殿場線1箇所)
立体交差化する幹線道路
8路線(国道1路線、県道1路線、市道6路線)
移転する鉄道施設
新車両基地(片浜地区に移転)
延長約2.1キロメートル、面積約50,000平方メートル
新貨物ターミナル(原西部地区に移転)
延長約2.1キロメートル、面積約118,000平方メートル
事業費
約1,034億円(高架本体及び、新車両基地・新貨物ターミナル工事費)
事業期間(事業認可)
平成18年度~令和23年度
これまでの経緯
パンフレット
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このページに関するお問い合わせ
沼津土木事務所
〒410-8543 沼津市高島本町1番3号東部総合庁舎6階・8階
電話番号:055-920-2202
ファクス番号:055-922-6684
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