水門の概要

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ページID1034629  更新日 2023年8月16日

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馬込川河口部の津波被害軽減のため、水門を整備しています。

浜松市沿岸域における津波対策として、天竜川から浜名湖今切口までの約17.5km区間において整備してきた防潮堤は、令和2年3月に本体が竣工しました。
この途中には馬込川の河口があり、防潮堤は途切れているため、ここから津波が浸入することが想定されます。
そこで、馬込川河口部における津波対策として、水門の整備をおこなっています。

写真:馬込川河口水門の概要

工事の流れ(主なもの)

水門建設工事は、次の手順で実施していきます。

1.準備工(土砂搬入)

仮締切工と左右岸築堤工で使用する土砂を現地(馬込川河口右岸=西側)に搬入します。

2.仮締切工

水門工事を行う作業スペースを確保するため、工事範囲を囲うように堤防をつくります。
仮締切工により馬込川の流れは左岸側(東寄り)になるため、水門工事期間中に流水が滞りなく流れるよう、左岸側の川底を掘ります。

3.水門本体工

水門の基礎として、直径800~1200mm、長さ28.0~32.0mの鋼管杭を打設します。
その後、扉を支える鉄筋コンクリート製の堰柱(せきちゅう)を4基建設します。

4.水門扉体工

可動部となる扉部分や機械類の製作・取り付けを行います。
水門は「鋼製シェル構造サーニットゲート」という形式です。

5.左右岸築堤工

水門と防潮堤をつなぐ堤防を左右岸に建設します。この工事の竣工により、浜松市沿岸域における一連の津波対策が完成します。

今後の予定

水門本体工基礎の鋼管杭293本の打設が完了し、4本の堰柱のうち2基のコンクリート打設を実施しています。

扉体工は令和4年10月15日に契約し、現在、扉体の製作をしています。

今後、電気設備、左右岸築堤工などの工事を、令和6年度以降順次発注していきます。

工事の進捗状況は、次のリンク先からご覧いただけます。

このページに関するお問い合わせ

浜松土木事務所
〒430-0929 浜松市中央区中央1丁目12番1号浜松総合庁舎7・8F
電話番号:053-458-7253
ファクス番号:053-458-7193
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