一級河川神田川 河川改修事業

事業概要

神田川は、富士宮市の中心部を流れる延長1.14kmの一級河川です。その水源は富士山の伏流水が湧き出る湧玉池であり、国の天然記念物にも指定されているほか、環境省の「平成の名水百選」にも認定されるなど、その美しい流れは富士宮市のまちづくりに欠かせない役割を担っています。

また、神田川では、富士宮市の代表的な行事である「富士山御神火まつり」や、市民や市職員による美化活動が毎年行われており、地域との関わりが深い河川でもあります。

このような背景から、神田川の河川改修にあたっては、景観に配慮した計画とするため、市民のみなさんとのワークショップや富士宮市の整備計画を踏まえて設計を行いました。河川改修が行われた後、神田川の右岸側には富士宮市による「富士山せせらぎ広場」の整備も行われており、富士山本宮浅間大社周辺を訪れる人々の憩いの場になっています。

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