わさびの歴史
わさびは、日本固有の植物で、奈良時代の文献にもその名が出ており、鎌倉時代には食用にされていたようです。
わさびの栽培は、今から400年前、慶長年間(1596~1615年)に安倍郡大河内村有東木(現在の静岡市葵区有東木)で始まったとされています。その後、伊豆などの各地域へ広まっていきました。
そのころ、駿府に隠居していた徳川家康公に、有東木の庄屋がわさびを献上したところ、その香りとその独特な辛味を絶賛し、家康公のお声掛かりで有東木のわさびは門外不出の御法度品になったと伝えられています。
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