ふじのくに防犯まちづくり行動計画 安全・安心の更なる充実を目指す防犯まちづくりの推進
県では「防犯まちづくり条例」及び「防犯まちづくり行動計画」に基づいて、「犯罪の起きにくい社会づくり」を持続的に推進してきました。官民協働による防犯まちづくりは年々進展しており、県内の刑法犯認知件数は15年連続で減少する等、大きな成果をあげています。
しかし、高齢者が被害に遭いやすい振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の発生や、子ども・女性に関わる声かけ事案等の不審者情報の届出件数は、一向に治まる気配を見せていません。また、大規模地震や集中豪雨等の自然災害時における防犯への備え等の新たな課題にも対応する必要があります。
県では、前行動計画の期間が平成29年度までであったため、防犯まちづくり有識者懇談会等を開催し、これまでの取組の成果及び課題について検討しました。
「第4次防犯まちづくり行動計画」は、防犯まちづくり庁内推進本部にて原案を策定し、パブリックコメントでの意見等を踏まえて決定しました。
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1.計画期間
- 2018年度から2021年度までの4年間
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2.基本理念
- 安全・安心の更なる充実を目指す防犯まちづくりの推進
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3.目指す姿
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官民協働による犯罪の起きにくい美しい“ふじのくに”づくり
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4.目標
- 刑法犯認知件数を2021年末までに20,000件以下とする。
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5.重点取組
- 子ども・女性・高齢者等の安全確保の推進
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6.戦略(施策の柱)
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- 「人材育成」(ひとづくり)
- 「環境づくり」(まちづくり)
- 「情報共有」(ネットワークづくり)
を戦略(施策の柱)とし、この戦略のもと、地震や豪雨等の災害時を見据えた防犯対策の視点を取り入れた各施策、事業を推進する。
推進体制
防犯まちづくりの取組は、県民それぞれが様々な活動を通じて進めることが基本ですが、それぞれの県民による「安全・安心ネットワーク」を形成し、静岡県が一丸となって防犯まちづくりを推進していくことも必要です。
「安全・安心ネットワーク」は、各地域団体や事業団体等が「地域ー市町ー県」と垂直的につないでいる「縦のネットワーク」と、「地域」「市町」「県」の各レベルにおける様々な団体や組織等が水平的につながる「横のネットワーク」を組み合わせて構築されるネットワークです。
更に、家庭を単位とした地域住民が「縦・横のネットワーク」に加わることにより、地域の絆を強化し、地域住民と市町、及び県が一体となった隙のない推進体制を築き、犯罪を生まない、また犯罪に隙を与えない地域づくりを推進します。
なお、「横のネットワーク」として、地域では「地区安全会議」、市町には「市町安全協議会」、県では「しずおか防犯まちづくり県民会議」が設置されています。
ダウンロード
- ふじのくに防犯まちづくり行動計画改訂版(令和2年4月子どもの安全確保緊急対策アクション追加) (PDF 1.3MB)
- ふじのくに防犯まちづくり行動計画 (PDF 1.0MB)
- ふじのくに防犯まちづくり行動計画【概要版】 (PDF 209.6KB)
- 県民意見提出手続(パブリックコメント)の結果 (PDF 100.4KB)
令和元年度推進結果
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このページに関するお問い合わせ
くらし・環境部県民生活局くらし交通安全課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2549
ファクス番号:054-221-5516
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